日本の新米の魅力が詰まった『ノンストップ!』最新情報!米マイスター直伝の炊き方も紹介
2024年10月25日放送のフジテレビ『ノンストップ!』では、今年の新米シーズンに合わせて日本の米文化が徹底紹介されました。五ツ星お米マイスターの西島豊造さん、日本料理「賛否両論」店主の笠原将弘さん、農林水産省の河村仁さんが登場し、日本人の「米離れ」問題や米不足の背景、さらに美味しい炊き方や新米の特徴を解説しました。
イベントではおにぎり専門のトークショーも開催され、秋田の「サキホコレ」や新潟の「新之助」などブランド米の魅力も存分に語られました。また、イベント限定の絶品おにぎりも登場し、多くの来場者が絶品の味を堪能しました。
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日本人の米離れと今年の米不足問題について
米不足の背景と対策
今年の夏、相次ぐ台風と南海トラフ地震の臨時情報が影響し、全国で一時的に米不足が懸念されました。この状況に備えて、家庭で米を備蓄する家庭も増加し、スーパーでの米の販売数量も通常の2~5割増加。現在は新米が出回り、需給バランスが改善しつつありますが、予期せぬ災害や天候に備えた備蓄の重要性が再認識されています。
米離れの現状と米の魅力を再発見する取り組み
日本では近年、米の消費量が減少し、米離れが加速していると言われています。食生活の多様化や、パンやパスタといった選択肢が増えたことで、若年層を中心に米の消費量が減っているのが現状です。こうした中で、米の魅力を再発見し、伝統的な食文化を未来へと引き継ぐための活動が注目されています。
五ツ星お米マイスターの西島豊造さんは、米が日本人の健康に与える良い影響や、食事としての栄養バランスを強調しました。米は腹持ちが良く、エネルギー源としても優れています。また、日本の気候に合った栄養素が含まれており、日々の食事に米を取り入れることが日本人の体調管理にも良いとされています。
今年の新米の特徴と話題のブランド米
新米ならではの食感と香り!柔らかさとモチモチ感が魅力
今年の新米は水分量が多く、特に柔らかくモチモチした食感が際立つとされています。北海道奈井江町で栽培されている「ゆめぴりか」の収穫が進む中、気温や水温管理が徹底され、粘り気のある食感が特徴の新米が実りました。昨年の不作を教訓に、農家が水温管理を強化した結果、品質の向上が実現しています。
この「ゆめぴりか」は、豊かな甘みとしっかりとした粘りが特徴で、炊き上がりのツヤが美しく、冷めても美味しいため、食べる時間や用途を選ばないのも魅力です。
ブランド米「サキホコレ」と「新之助」
- サキホコレ(秋田県)
秋田県産のブランド米「サキホコレ」は、深みのある甘さとコクが特徴で、特に子供に人気が高いお米です。冷めてもふっくらとした食感が持続するため、お弁当やおにぎりにも最適です。サキホコレは、粘り気のあるもち米に近い食感も楽しめるため、和食だけでなく、洋食にもよく合います。 - 新之助(新潟県)
新潟県の「新之助」は大粒で冷めても美味しさが持続するのが特徴です。弾力のある歯ごたえとしっとりした舌触りで、食べ応えがあるため満足感が得られます。新之助は炊きたてはもちろん、おにぎりやお弁当にしても味が落ちないため、忙しい朝のご飯としても重宝されています。
米をさらに美味しく炊く!プロの炊き方テクニック
五ツ星お米マイスターの炊き方の秘訣
五ツ星お米マイスター西島豊造さんが伝授する今年の新米の美味しい炊き方は、少し独特な方法です。今年の新米は水分量が多いため、炊飯時の水の量は通常よりも5~10%少なめにすると、ふっくらと仕上がります。
お米を研ぐ手順:
- 最初のすすぎ
まず、米を軽く2回ほどすすぎ、外側の汚れや余分なデンプンを落とします。この最初のすすぎで、米の表面の滑らかさが保たれます。 - 水がない状態でかき回す
次に、水がない状態で約20回優しくかき回すと、米の表面が柔らかくなり、炊き上がりがふっくらします。強く研ぎ過ぎないよう注意することで、米の旨みを閉じ込めることができます。 - すすぎととぎ加減の調整
最終的に、2回すすいで10回かき回す工程を2回繰り返します。この手順を守ることで、米粒が均一に吸水し、炊き上がりがふっくら美味しく仕上がります。透明になるまで研ぎ過ぎるとデンプンが流出し、旨みが減少してしまうため注意が必要です。
古米を美味しくする混ぜ炊きの方法
古米と新米を混ぜて炊く方法も、西島さんのおすすめテクニックです。古米7:新米3の割合で炊くと、ふっくらとした炊き上がりに。古米の質が良くない場合は、古米3:新米7の割合で炊くのがおすすめ。水分量は新米に合わせて炊くと、均一で美味しいご飯が炊き上がります。
ご飯の冷凍保存と再加熱のコツ
視聴者からの質問に対し、西島さんはご飯の保存方法についても詳しく解説しました。冷凍保存は冷蔵よりも鮮度が保て、冷気が強い場所で1週間、密閉容器で約2週間の保存が可能。解凍後もふっくらした食感を楽しむには、冷凍保存用の容器にふんわりと入れ、米と米の間に空気を含ませると良いそうです。
笠原将弘さん×五ツ星お米マイスター西島豊造さんによる絶品おにぎり
「塩むすび」:北海道「ゆめぴりか」と珠洲の塩のコラボ
イベントで販売された笠原さんと西島さんのコラボおにぎり「塩むすび」には、北海道のブランド米「ゆめぴりか」と、石川県珠洲の塩が使用されました。ゆめぴりかの粘りと旨味を塩が引き立て、シンプルながら奥深い味わいが感じられるおにぎりです。この塩むすびは2日間で100食ずつ販売され、両日とも完売となりました。
「鶏ごぼうみそむすび」:新潟県佐渡市「朱鷺と暮らす郷」の風味が光る
もう一つの人気メニュー「鶏ごぼうみそむすび」は、新潟県佐渡市の「朱鷺と暮らす郷」というブランド米を使用しています。このおにぎりには「賛否両論」で新米の時期にしか提供されない特製の鶏ごぼうみそが合わせられ、秋の風味を感じさせる一品です。こちらも限定100食が完売し、来場者に高く評価されました。
新米を選ぶ際のポイントとブランド米の選び方ガイド
ここからは、私からの提案です。日本には数多くのブランド米があり、品種ごとに特徴や適した食べ方が異なります。自分の好みに合ったお米を見つけるために、いくつかの選び方ポイントをご紹介します。
ブランド米の特徴と選び方ガイド
サキホコレ(秋田県)
- 特徴:甘みが強く、粘りのある柔らかい食感が特徴。冷めても美味しく、子供にも人気。
- おすすめの食べ方:冷めてもふんわり感が保たれるので、お弁当やおにぎりに最適。シンプルな塩むすびにすることで、甘みが引き立ちます。
新之助(新潟県)
- 特徴:大粒で、もちっとした弾力としっかりとした噛み応えが魅力。食べ応えのある満足感が特徴。
- おすすめの食べ方:しっかりとした食感を活かし、丼ものやカレーライスにぴったり。具材との相性が良く、かけご飯にしてもその存在感が際立ちます。
ゆめぴりか(北海道)
- 特徴:粘りが強く、もちもちとした食感が特徴。甘みも豊かで、炊き上がりのツヤが美しい。
- おすすめの食べ方:炊き立ての美味しさが格別なので、和食や海鮮丼など素材を引き立てる料理におすすめです。
つや姫(山形県)
- 特徴:つややかな見た目と豊かな甘みが特徴。バランスの良い食感で、万人に愛される味わい。
- おすすめの食べ方:どんな料理にも合うため、定食やおにぎり、混ぜご飯に幅広く活用できます。炊き上がりの美しさが際立つため、おもてなしにも最適です。
コシヒカリ(全国各地で生産)
- 特徴:噛むほどに甘みが感じられ、もちもちとした食感で、冷めても美味しい万能米。
- おすすめの食べ方:おにぎり、寿司、ご飯もの全般に相性抜群。特に寿司飯としても使いやすいので、家庭での多用途米として人気です。
新米のおにぎりに合う具材アレンジとご飯のお供のおすすめ
新米のおにぎりは、そのシンプルな美味しさを楽しむのにぴったりです。具材やご飯のお供を工夫することで、さらに豊かな味わいが楽しめます。
具材アレンジアイデア
秋の味覚を楽しむ「鮭といくらの秋の味覚おにぎり」
- 具材:炙り鮭といくらをトッピングし、ほのかな塩味といくらのプチプチ感が楽しめる一品。秋の味覚を贅沢に味わえ、旬の素材の美味しさが引き立ちます。
洋風アレンジ「アヒージョ風ガーリックおにぎり」
- 具材:エビやマッシュルーム、ガーリックオイルを加えて、和洋折衷のユニークなおにぎりに。新米のもちもち感とガーリックの香りが絶妙にマッチし、食欲をそそるアレンジです。
さっぱり味「梅と大葉の和風おにぎり」
- 具材:梅干しと大葉を刻んで混ぜ込み、さっぱりとした味わいが新米の甘みを引き立てます。消化も良く、軽い食感が楽しめるので、お弁当や朝ごはんにもおすすめです。
ご飯のお供おすすめアイデア
しっとりと旨みが染み込んだ「鶏そぼろ」
- 甘辛く煮込んだ鶏そぼろを炊き立ての新米にのせて。しっかりした味わいの鶏そぼろは、粘りと甘みのある新米と相性抜群です。
香ばしさが引き立つ「なめたけ」
- 手軽に楽しめるご飯のお供として人気のなめたけは、新米のツヤともちもち感にぴったり。醤油の旨みが染み込み、ご飯のおかずにも最適です。
磯の風味が豊かな「塩辛」
- 新米の甘みを引き立てる塩辛は、磯の風味がしっかりしており、新米の炊きたてご飯にのせて食べると至福のひと時を味わえます。
読者のコメントや質問を歓迎します!
皆さんのおすすめの新米や、お米の保存方法についての工夫があれば、ぜひコメント欄でシェアしてください!また、今回紹介された炊き方テクニックについても、実際に試した感想や疑問があれば教えていただけると嬉しいです。
まとめ
『ノンストップ!』では、今年の新米シーズンに合わせて日本各地のブランド米や炊き方テクニックが詳しく紹介されました。特に五ツ星お米マイスター西島豊造さんによる炊き方のポイントや、笠原将弘さんとのコラボおにぎりは大変話題を集めました。日本の食文化を支えるお米の魅力を再認識し、ぜひご家庭でも今年の新米を存分に楽しんでください!
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