2024年新米は「当たり年」!豊作の中からプロが選んだ厳選銘柄と絶品おかず
2024年10月24日放送の『ひるおび!』では、今年の新米が「当たり年」として話題に。例年に比べて全国的に米の収穫が順調で、美味しい新米が多く出回っています。今回の特集では、五ツ星お米マイスターの澁谷梨絵さんとお米料理研究家のしらいのりこさんが、厳選した新米の銘柄と、それにぴったり合う絶品のおかずを紹介しました。
【NHKサラメシ】新米の秋!全国の職人を支える「おにぎり百景セレクション」で紹介された職人ランチ|2024年10月24日放送
本日もひるおびを
ご覧いただきありがとうございました🌟#ひるおびライフ では#五ツ星お米マイスター が厳選した
オススメの #新米 の #銘柄 を紹介しました🍚🖤みなさんもこの時期だからこそ食べられる美味しい新米を味わってみてはいかがですか?🌾 pic.twitter.com/irIgxWYXdh
— TBSテレビ「ひるおび」 (@hiruobi_tbs) October 24, 2024
新米の美味しさの秘密:今年が「当たり年」の理由とは?
今年の新米は、香り・ツヤ・甘みともに優れており、多くの人が「当たり年」と感じています。その背景には、2024年の天候が非常に良好だったことが挙げられます。適度な降雨量と日照時間が稲の成長に理想的な条件をもたらし、収穫された米は粒立ちが良く、豊かな風味を持つ仕上がりになっています。
ここでは、番組で紹介された3つの新米銘柄と、それぞれに合う絶品おかずを詳しく見ていきましょう。
1. 秋田県産「サキホコレ」:冷めても美味しい甘みとツヤ
サキホコレの特徴
2021年にデビューした秋田県の「サキホコレ」。その名前には、”未来に向けて大きく咲き誇れ”という願いが込められています。このお米の特徴は、ツヤがあり、ふっくらとした粒立ちの良さ。そして、噛むたびに甘さが口の中に広がるのが魅力です。さらに、冷めてもその甘さと食感が損なわれず、美味しさを保つため、お弁当やおにぎりにも最適です。
サキホコレの魅力ポイント:
- 炊き上がりのツヤと美しい見た目。
- 噛むほどに広がる甘みが格別。
- 冷めても美味しく、お弁当やおにぎりにもぴったり。
サキホコレに合うおかず:豚の“梅”生姜焼き
「サキホコレ」に合うおかずとして、お米料理研究家のしらいのりこさんが提案したのが、豚の“梅”生姜焼きです。豚肉と玉ねぎの甘みを引き立てる梅干しの酸味が、サキホコレの甘さと絶妙にマッチします。生姜の爽やかな風味が加わり、ボリューム感のあるおかずとしてサキホコレの美味しさを引き出します。
【作り方のポイント】
- 玉ねぎをくし切りにし、豚バラ薄切り肉を食べやすい大きさに切ります。
- 梅干しをほぐし、しょうゆ、みりん、すりおろし生姜と一緒に豚肉に揉み込み、味を染み込ませます。
- フライパンで玉ねぎを炒め、豚肉を加えて香ばしく焼き上げます。
- 仕上げに、梅干しの酸味がアクセントとなった豚肉を盛り付けます。
伊藤隆佑さんは、「サキホコレの甘みと、梅の酸味が相性抜群!ご飯がどんどん進む味です」と大絶賛。お米の美味しさを存分に引き立てるこの一品は、家庭でも簡単に作れるおすすめレシピです。
2. 島根県産「きぬむすめ」:もちもち食感と優しい甘み
きぬむすめの特徴
島根県産の「きぬむすめ」は、その名の通り、白く美しい見た目と、もちもちとした食感が特徴のお米です。炊き上がりの香りも上品で、しっかりとした食感と甘みが口の中で広がり、和食全般にぴったりの銘柄です。特に、揚げ物や濃い味付けのおかずと合わせると、きぬむすめの風味がより引き立ちます。
きぬむすめの魅力ポイント:
- もっちりとした食感がご飯好きにはたまらない。
- 白く輝く炊き上がりが、食欲をそそる。
- 甘さ控えめで、どんな料理にも合わせやすい。
きぬむすめに合うおかず:なんちゃって天丼
次に、しらいのりこさんが「きぬむすめ」に合わせて提案したのは、なんちゃって天丼です。天ぷらを使わずに、揚げ玉やきんぴらごぼう、桜エビをのせて簡単に作れる一品です。しっかりとした味付けと、香ばしい桜エビの風味が、きぬむすめの優しい甘さとベストマッチ。
【作り方のポイント】
- めんつゆに揚げ玉を浸して風味を染み込ませます。
- 炊きたての「きぬむすめ」を丼に盛り、きんぴらごぼう、桜エビ、揚げ玉をのせ、刻んだネギを散らして完成です。
伊藤さんは「桜エビの香ばしさが口の中に広がり、天丼を食べている感覚になる!」とコメント。簡単に作れるのに、味わい深い一品です。
3. 佐賀県産「さがびより」:粒がしっかり冷めても美味しい万能米
さがびよりの特徴
佐賀県産の「さがびより」は、粒がしっかりとしており、炊き上がりのふっくら感が魅力です。甘さも適度で、冷めてもその美味しさを保つため、おにぎりやお弁当に使ってもその品質を維持します。さらに、どんな料理とも相性が良く、和食から洋食まで幅広く活用できる万能なお米です。
さがびよりの魅力ポイント:
- 粒が大きくしっかりしているので、食べ応えがある。
- 冷めても美味しさが保たれ、保存食にもぴったり。
- 甘みとふっくらした食感が幅広い料理に合う。
さがびよりに合うおかず:照り焼きサンドおにぎり
「さがびより」に合うおかずとして紹介されたのが、照り焼きサンドおにぎり。鶏もも肉を使った照り焼きチキンとタルタルソースが、おにぎりに挟まれ、贅沢な味わいを楽しめる一品です。
【作り方のポイント】
- 鶏もも肉にしょうゆ、砂糖を揉み込み、電子レンジで加熱して照り焼きにします。
- タルタルソースは、ゆで卵とマヨネーズ、塩を混ぜて簡単に作れます。
- 海苔の上にご飯をのせ、サニーレタス、照り焼きチキン、タルタルソースを挟み、サンドおにぎりを作ります。
伊藤さんは「タルタルソースのクリーミーさと、照り焼きチキンの甘じょっぱさが絶妙!さがびよりのしっかりした食感との相性も抜群です」とコメント。この照り焼きサンドおにぎりは、手軽に作れてボリューム満点なので、家族のランチやピクニックにもぴったりです。
ご飯を美味しく保存する方法:冷凍保存がベスト!
炊きたてのご飯は、余ったらどう保存するのがベストでしょうか?番組では、ご飯をふっくらと保つための「冷凍保存」が紹介されました。特に、新米の美味しさを長持ちさせるために、正しい冷凍方法と解凍の仕方がポイントです。
【冷凍&解凍のコツ】
- 炊きたてのご飯を、熱いうちにラップで薄く包みます。
- ラップで包んだご飯をさらにアルミホイルで包み、冷凍庫に入れます。
- 解凍する際は、ラップに包んだまま電子レンジで温め、途中で軽くほぐして再加熱すると、ふっくらしたご飯が戻ります。
この方法なら、炊きたてのような美味しさをキープできるので、忙しいときでも手軽に美味しいご飯が楽しめます。
各銘柄の新米に合う地域特産品とのペアリング提案
ここからは、私からの提案です。新米の美味しさを引き立てるために、その銘柄が生まれた地域の特産品や地元の食材を合わせることで、さらに豊かな食体験を楽しむことができます。以下に、各銘柄に合う特産品とのペアリングアイデアを紹介します。
秋田県の「サキホコレ」 × 秋田の地酒と比内地鶏
「サキホコレ」は、秋田の気候と自然が育んだ芳醇な香りと甘みが特徴の新米です。この新米を楽しむためには、秋田の誇る特産品である比内地鶏との組み合わせがぴったりです。比内地鶏のグリルや照り焼きと合わせることで、新米の甘さと鶏肉の旨味が引き立て合い、食卓が贅沢になります。
さらに、秋田の地酒とのペアリングもおすすめです。特に秋田の純米酒や本醸造酒は、米の味わいをしっかり感じられるため、サキホコレとの相性が抜群。食事をより一層楽しむことができるでしょう。
島根県の「きぬむすめ」 × 出雲そばと宍道湖のしじみ
「きぬむすめ」のモチモチした食感と優しい甘みを引き立てるペアリングとして、出雲そばや宍道湖のしじみを提案します。出雲そばの素朴な味わいは、きぬむすめのふっくらとした食感と相性が良く、しじみの味噌汁を添えれば、さらに豊かな食体験が広がります。
特に、出雲そばとしじみ汁は、島根の食文化を代表するものとして、地元の食材とともに新米を楽しむという贅沢なひとときを提供します。
佐賀県の「さがびより」 × 有明海の海苔と呼子のイカ
「さがびより」は、冷めても美味しいしっかりとした食感が特徴。この新米には、佐賀県産の特産品である有明海の海苔との相性が抜群です。炊き立てのさがびよりを使ったシンプルなおにぎりに、有明海の濃厚な風味を持つ海苔を巻けば、素材の味を存分に楽しむことができます。
また、呼子のイカもおすすめです。新鮮なイカの刺身や、イカの塩辛を少し添えるだけで、シンプルながらも豊かな風味が広がり、さがびよりの甘みと絶妙にマッチします。佐賀の海の幸とともに新米を堪能することで、地元の味覚を存分に楽しむことができるでしょう。
読者のコメントや質問を募集!
今年の新米は「当たり年」で、特に美味しいと言われていますが、皆さんはどの銘柄が気になりますか?また、家でのご飯の保存方法や、新米にぴったりのおかずレシピなど、気になる点があればぜひコメント欄でお知らせください!皆さんのご家庭での新米の楽しみ方もシェアしていただけると嬉しいです。
まとめ:新米を最大限に楽しもう!プロ厳選のお米とおかずで至福の食卓を
2024年の新米シーズンは、全国的に「当たり年」として注目されています。秋田県の「サキホコレ」、島根県の「きぬむすめ」、佐賀県の「さがびより」という、プロが厳選した3つの銘柄は、それぞれに特徴的な美味しさを持ち、どんな料理とも絶妙にマッチします。お米の甘みやツヤを最大限に楽しめる絶品のおかずと合わせて、この秋の食卓をより贅沢にしてみてはいかがでしょうか?
新米の美味しさを堪能しつつ、ご家庭で作れる簡単なレシピで、家族や友人と一緒に楽しい食事の時間をお過ごしください。
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