懐かしの「カンロ飴」を使った絶品おかず2選!
「カンロ飴」は日本人にとって昔懐かしい味のお菓子ですが、実は料理にも万能に使える調味料です。砂糖や醤油が含まれているため、飴を溶かすだけで料理にコクや甘みをプラスしてくれます。今回は、そんな「カンロ飴」を使った簡単に作れる絶品おかず2品をご紹介します。家庭で簡単に試せるレシピで、ぜひ日常の食卓に取り入れてみてください。
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1. 鶏とレンコンとしめじの甘ダレがらめ
鶏肉、レンコン、しめじをカンロ飴を使った甘ダレで絡める一品。カンロ飴の自然な甘みが食材に絡まり、コクのある美味しいおかずが完成します。
材料(2~3人前)
- 鶏もも肉:1枚(約300g)
- しめじ:1パック(100g)
- レンコン:100g
- 小ねぎ:適量
- 塩・コショウ:少々
- 片栗粉:適量
- サラダ油:適量
- 【A】
- 水:150cc
- 酒:大さじ2
- 醤油:大さじ2
- カンロ飴:8個
- 【B】
- 白すりごま:大さじ1
- 一味唐辛子:少々
作り方
- 鶏もも肉は一口大に切り、塩・コショウをふって片栗粉をまぶします。
- しめじは根元を取り除き、レンコンは皮をむいて1cm厚の半月切りにし、両方に軽く片栗粉をまぶします。
- フライパンに【A】を入れて火にかけ、カンロ飴が溶けるまで弱火で加熱します。飴が溶けにくい場合は、先に水に飴を浸しておくと早く溶けます。
- 別のフライパンで油を170℃に熱し、鶏肉、レンコン、しめじを順に揚げます。鶏肉は5~6分、レンコンは2~3分、しめじは1~2分で揚げるのが目安です。
- 揚げた食材をカンロ飴のタレ【A】に加え、【B】の白すりごまと一味唐辛子を混ぜて弱火で煮絡めます。
- 最後に小ねぎを散らして完成です。
2. たたきごぼうとえのきの甘酢漬け
カンロ飴を使った甘酢でさっぱりとした副菜ができあがります。たたいたごぼうとえのきの食感が楽しく、黒ごまでアクセントをつけた一品です。
材料(2~3人前)
- ごぼう:100g(約1/2本)
- えのき:1パック(100g)
- 鷹の爪:1本
- 黒ごま:少々
- 【A】
- 水:200cc
- 酢:150cc
- 薄口醤油:小さじ2
- 塩カンロ飴:8個
作り方
- ごぼうを洗い、鍋に入る長さに切って水と一緒に茹でます。沸騰後、10分ほど茹で、そのまま冷まします。
- えのきは根元を切り落とし、竹串やフォークでほぐしておきます。
- 鍋に【A】を入れて弱火で加熱し、カンロ飴を溶かします。鷹の爪とえのきを加え、軽く煮ます。
- 茹でたごぼうは包丁で叩いてから4cmほどの長さに切り、えのきとともに【A】に漬け込みます。
- 冷蔵庫で2時間ほど冷やし、器に盛り付けたら黒ごまをふりかけて完成です。
笠原将弘さん: 日本料理界のカリスマ料理人
笠原将弘さんは、日本の著名な料理人であり、文化人、タレント、料理本作家、YouTuber、そして実業家としても幅広い分野で活躍しています。彼は1972年9月3日に東京都品川区で生まれ、実家は焼き鳥店「とり将」を営んでいました。その家庭環境が、彼の料理への情熱を育んだ大きな要因の一つと言えるでしょう。笠原さんは、料理界での成功だけでなく、メディアでも人気を博し、多くの人々に愛されています。
料理人としてのキャリア
笠原さんは、高校卒業後に日本料理の名店「正月屋吉兆」で9年間修業しました。ここで彼は、日本料理の基礎から応用までを徹底的に学び、その後、2004年に自身の店「賛否両論」を東京・恵比寿にオープンしました。「賛否両論」は瞬く間に評判を呼び、彼の独自の味覚と感性が融合した料理が多くの人に支持されました。その後、名古屋や金沢にも支店を展開し、全国的にその名を広めました。
また、YouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」も運営しており、動画を通じて彼の料理の技術やコツを伝授しています。ここでは、プロの技術だけでなく、家庭でも簡単に再現できるレシピが多数紹介されており、多くの視聴者から高い評価を得ています。
直近の著書: 『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』
笠原さんの直近の著書は『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』です。この本では、家庭でも簡単に作れる鶏むね肉を使ったレシピが多数紹介されています。鶏むね肉はヘルシーで安価なため、忙しい日常でも手軽に調理できる食材として人気がありますが、パサつきやすいという難点もあります。
笠原さんはその点を見事に解決し、しっとりとジューシーな鶏むね肉料理を提案しています。初心者でも簡単に作れるレシピが多く、料理上級者でも満足できるような工夫が随所に見られます。この本は、家族向けの食卓や日々の献立に新しい風を吹き込む一冊です。
受賞歴と評価
笠原さんはその卓越した技術と独創的なアプローチで、数々の賞を受賞しています。2010年には「世界料理学会 日本代表賞」を受賞し、その実力が国内外で高く評価されました。さらに、2023年には彼の著書『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』が「第10回料理レシピ本大賞<料理部門>」に入賞し、再びその名声を高めました。
笠原さんの料理は、伝統的な和食の技法を基にしながらも、現代の食生活に適応した新しい提案を続けています。そのため、幅広い層から支持を受け、彼のレシピは日本全国の家庭で親しまれています。
笠原将弘さんのYouTubeチャンネル
笠原さんのYouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」は、プロフェッショナルな料理技術を学べる貴重な場です。動画の中では、彼が自ら料理をしながら、その手順やポイントをわかりやすく説明しています。また、視聴者から寄せられた質問にも丁寧に答え、料理に対する真摯な姿勢が伝わってきます。
彼のチャンネルは、家庭料理のヒントが満載で、料理初心者でも取り組みやすい内容が特徴です。さらに、彼の動画では和食の伝統を尊重しながらも、現代的なアレンジが効いたレシピが多数紹介されており、料理に対する新しい発見を得られるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した「カンロ飴」を使った2つのレシピは、どちらも簡単に作れる上に、飴が持つ自然な甘みを活かしたコク深い味わいが特徴です。カンロ飴は料理に手軽に使える隠し味としても大活躍しますので、ぜひ家庭でも挑戦してみてください。
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