豊かな甘みと深いコク!“ぶどうの王様”山梨県産巨峰
2024年9月29日の「うまいッ!」では、山梨県産の巨峰を特集。ぶどう生産量50年連続1位を誇る山梨県で育まれる「ぶどうの王様」と称される巨峰の魅力に迫りました。特に、山梨市牧丘町にあるぶどう農家・奥山さんの畑を訪れ、そのこだわりの栽培方法と巨峰の美味しさの秘密に迫りました。さらに、巨峰を使った絶品スイーツの紹介もあり、スタジオでは試食も行われました。本記事では、その内容を余すことなく詳しくお届けします!
【よじごじDays】初秋の山梨グルメバスツアー!シャインマスカット食べ放題&信玄餅詰め放題体験|9月20日放送
巨峰の王国・山梨県のぶどう生産量50年連続1位の秘密
山梨県は、ぶどうの生産量で全国1位を50年連続でキープしている産地です。その中でも「巨峰」は1942年に誕生したぶどうの品種で、その大粒で濃厚な甘さとコクが特長です。巨峰の特徴を活かすため、山梨では特に昼夜の寒暖差がある地域で栽培され、糖度をしっかりと蓄えたぶどうを生産しています。
特集では、山梨市の巨峰が特に注目され、今回はJAフルーツ山梨の直売所を訪問。訪れた人たちにインタビューを行い、「粒が大きくてジューシー」「甘みが濃く、噛むたびに果汁が溢れ出る」などの声が寄せられました。中には毎年この時期になると山梨の巨峰を購入しに訪れるリピーターも多いようです。
牧丘町のぶどう農家・奥山さんの栽培のこだわりと巨峰の美味しさの秘密
山梨県山梨市に位置する牧丘町は、ぶどう栽培に適した土地として知られています。特にこの地域は、日中と夜間の寒暖差が大きく、昼間にしっかりと太陽の光を浴びたぶどうが、夜になると温度が下がり、糖度を保持しながら休眠するため、甘さと酸味のバランスが絶妙に整うと言われています。
ぶどう農家の奥山さんは、この自然環境を最大限に活かしながら、あえて畑に雑草を残して栽培を行っています。雑草が土壌の水分を調節し、根を深く張らせることで、巨峰の木にとって最適な栄養バランスを保つことができるそうです。さらに、ぶどうを袋で覆う「袋掛け」を徹底することで、害虫からの被害を防ぎ、美しい果実を守る工夫も施しています。
美味しい巨峰を選ぶコツ
奥山さんの農園では、収穫前に糖度を細かくチェックし、最も熟したタイミングで収穫を行います。では、直売所やスーパーで美味しい巨峰を選ぶためには、どこを見ればいいのでしょうか?以下のポイントを参考にしてください。
- 表皮の色が濃く、ツヤがあるものを選ぶ。
巨峰の表皮が濃い紫色で、果皮にツヤがあるものは、しっかりと熟している証拠です。 - 粒が均一で大きいものを選ぶ。
大粒で、房全体の粒が均等に揃っているものを選ぶと、食べたときにばらつきのない甘さが楽しめます。 - 表面に白い粉がついているものを選ぶ。
巨峰の表面に白い粉のようなものが付着している場合、それは「ブルーム」と呼ばれる自然のワックスで、鮮度を保つ役割を果たしています。ブルームがしっかりと残っているものを選びましょう。
巨峰の栄養パワーと健康効果
巨峰には、さまざまな健康効果が期待されています。主に注目される栄養素は以下の通りです。
- ブドウ糖
巨峰には疲労回復に効果的な「ブドウ糖」が豊富に含まれています。スポーツの後や夏バテ気味のときに食べると、すぐにエネルギーとして体内に吸収されるため、体力回復に最適です。 - アントシアニン
巨峰の美しい紫色は、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」に由来します。この成分は、目の健康を保つのに効果的で、特に目の疲れを和らげ、視力低下を防ぐとされています。
巨峰を使った絶品スイーツ!新感覚スイーツ「巨峰の生レーズンサンド」
山梨県立博物館の古屋代表は、規格外の巨峰を無駄にせず、贅沢なスイーツにアレンジ。今回紹介されたのは「巨峰の生レーズンサンド」。普通のレーズンサンドとは異なり、生の巨峰を使ったジューシーでフレッシュな食感が特長です。
古屋代表によると、規格外の巨峰を冷凍し、軽く凍った状態でレーズン状にすることで、濃厚な巨峰の味わいを閉じ込め、サクサクとしたクッキー生地と絶妙にマッチするのだとか。スタジオの天野ひろゆきさんも「こんなにフレッシュなレーズンサンドは初めて!」と驚きの表情でした。
巨峰の生レーズンサンドレシピ
自宅でも簡単に作れるレシピをご紹介します。
- 材料(8枚分)
- 巨峰:20粒
- クリームチーズ:100g
- グラニュー糖:大さじ2
- バター:50g
- 小麦粉:100g
- アーモンドパウダー:50g
- 卵黄:1個
- 作り方
- 巨峰を半分にカットし、冷凍庫で軽く凍らせる。
- クリームチーズとグラニュー糖を混ぜ、冷凍した巨峰を加えサンド用のフィリングを作る。
- バター、小麦粉、アーモンドパウダー、卵黄を混ぜてクッキー生地を作り、冷蔵庫で30分ほど寝かせる。
- クッキー生地を2mmの厚さにのばし、丸型にカットし、オーブンで170℃で15分焼く。
- 冷ましたクッキーにクリームチーズフィリングをはさみ、もう一枚のクッキーで挟んで完成。
巨峰を丸ごと味わう「巨峰のグラニテ」
もう一つ紹介されたのが「巨峰のグラニテ」。グラニテとは、シャーベット状の氷菓で、暑い夏の日にぴったりの爽やかなデザートです。巨峰をふんだんに使い、自然の甘みを活かしたグラニテは、口の中でじんわりと広がる巨峰の風味が楽しめます。
巨峰のグラニテレシピ
- 材料
- 巨峰:200g
- 砂糖:大さじ2
- 水:100ml
- レモン汁:大さじ1
- 作り方
- 巨峰の皮をむき、ミキサーでピューレ状にする。
- 水と砂糖を鍋で温めてシロップを作り、ピューレとレモン汁を加える。
- 容器に流し入れ、冷凍庫で3時間ほど冷やす。
- 固まったらフォークで削り、シャーベット状にほぐして完成。
まとめ:山梨県産巨峰の魅力を再発見!フレッシュな味わいと健康パワーを満喫しよう
今回の「うまいッ!」では、山梨県産の巨峰の美味しさと健康パワーに迫りました。奥山さんのこだわり抜いた栽培方法、甘みとコクを引き出す自然環境、そして新しいスイーツの提案など、巨峰の魅力がたっぷりと詰まった内容でした。これから巨峰が旬を迎える季節、ぜひ山梨県の直売所で購入し、そのフレッシュな美味しさを堪能してみてください!
読者の皆さんは巨峰を使ったおすすめレシピや食べ方がありますか?巨峰を使った料理やスイーツを自宅で作ってみたいと思った方、ぜひコメントで感想をお聞かせください!また、巨峰を使った新しいアレンジがあれば、ぜひシェアしてくださいね!
コメント