2024年9月21日の「土曜はナニする」では、きのこ料理人として知られる西野由紀子先生が登場し、豊かなうま味がたっぷり詰まった「きのこ汁」の作り方を教えてくれました。さまざまな種類のきのこを贅沢に使い、自然のうま味が溶け出すおいしさが魅力の一品です。この記事では、放送で紹介されたレシピを詳しくまとめ、家庭でも簡単に再現できるように解説します。
ハイライト
- 干ししいたけと昆布で作る極上出汁:うま味成分たっぷりの出汁が料理のベース。
- きのこたっぷりの具材:しめじ、ブラウンえのきなど数種類のきのこを使用。
- 時間をかけて煮込むことで、深い味わい:じっくり煮込むことで具材からの旨みを最大限に引き出します。
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材料(2人前)
- 干ししいたけ:15g
- 昆布:10cm
- 鶏もも肉(ぶつ切り):100g
- 大根(いちょう切り):60g
- にんじん(いちょう切り):20g
- しめじ:40g
- ブラウンえのき:60g
- 調味料
- 薄口しょうゆ:大さじ1
- 酒:大さじ2
- 砂糖:適量
- 塩:適量
- ねぎ(斜め切り):お好みで
作り方
- 出汁の準備
水500ccに干ししいたけと昆布を入れ、冷蔵庫で5時間以上寝かせておきます。この手順で、昆布と干ししいたけからうま味がじっくりと抽出されます。出汁が料理全体の味を左右するので、時間をかけてしっかりと出汁を取ることがポイントです。 - 具材を煮込む
鍋に出汁を移し、鶏肉、大根、にんじん、戻した干ししいたけ(薄切りにする)、しめじを加えて中火で加熱します。鶏肉にしっかり火が通り、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。約2〜3分間中火で加熱した後、火を弱めてとろ火にします。 - 60℃でじっくり煮込む
鍋の温度を60℃程度に保ちながら、具材がじっくりと旨みを放つまで20分ほど煮込みます。この低温での煮込みが、食材の持つ自然な甘みと風味を引き出す秘訣です。 - えのきを加える
最後に、ブラウンえのきを加えます。この時、調味料(薄口しょうゆ、酒、砂糖、塩)も加えて味を整え、さらにひと煮立ちさせます。えのきは短時間で火が通るので、煮込みすぎないように気をつけましょう。 - 仕上げ
好みでねぎをトッピングし、温かいうちに盛り付けて完成です。ネギの香りがアクセントとなり、さっぱりとした後味に仕上がります。
きのこの栄養価と旨みの秘密
きのこは低カロリーでありながら、ビタミンDや食物繊維が豊富で、特に干ししいたけはうま味成分であるグルタミン酸を多く含んでいます。今回のレシピでは、干ししいたけと昆布の出汁が料理の味の土台となり、きのこの自然なうま味が全体に広がります。また、しめじやブラウンえのきなど、異なる種類のきのこを組み合わせることで、深いコクと複雑な風味が楽しめます。
シンプルだけど贅沢な一品!時間をかけて味わうきのこ汁
「うま味たっぷりきのこ汁」は、具材をじっくり煮込むことで、その旨味を最大限に引き出すことができるシンプルながら贅沢な料理です。きのこの食感と風味、さらに鶏肉や野菜から出るダシが一体となったこのスープは、寒い季節には特にぴったりの一品です。栄養たっぷりで、食卓を豊かに彩ってくれるでしょう。
まとめ
今回の「土曜はナニする」で紹介された西野由紀子先生の「うま味たっぷりきのこ汁」は、きのこの旨みをしっかりと活かしたシンプルで美味しいスープです。寒い季節や体を温めたい時にぴったりのこのレシピ、ぜひ試してみてください。
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