2024年9月30日のNHK【あさイチ】「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家コウ静子さんが「りんごとじゃがいものチヂミ」と「いかとコロコロ野菜のチヂミ」のレシピを紹介しました。韓国料理の定番であるチヂミは、おかずやおつまみとしても大活躍する一品。今回は、りんごの甘みとじゃがいもの食感を活かした変わり種の「りんごとじゃがいものチヂミ」と、いかと野菜の旨味が詰まった「いかとコロコロ野菜のチヂミ」をご紹介します。どちらも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください!
【キユーピー3分クッキング】香ばしさ抜群の「キムチチヂミ」レシピを紹介!|2024年9月30日放送
■りんごとじゃがいものチヂミ
りんごとじゃがいものチヂミは、甘くてシャキシャキとしたりんごと、ホクホク感がたまらないじゃがいもを組み合わせた、ユニークなチヂミです。りんごの自然な甘さが、じゃがいものほのかな塩味と絶妙にマッチします。韓国料理の定番とは少し違ったアレンジですが、家庭でも気軽に作れて、子どもから大人まで楽しめる一品です。
材料(10人分)
- りんご:1/2コ
- じゃがいも(細切り):1コ
- 小麦粉:大さじ1と1/2~2
- 上新粉:大さじ1と1/2~2
- なたね油(ごま油(白)やオリーブ油でも可):適量
- 塩:適量
作り方
- りんごの下準備
- りんごは塩を軽く振り、手でこすり洗いしてから、ヘタと種を取り除きます。
- 皮をむかずに、6~7mm厚のくし形に切りましょう。
- じゃがいもと混ぜ合わせる
- 切ったりんごと細切りにしたじゃがいもをボウルに入れます。
- 小麦粉と上新粉をそれぞれ大さじ1と1/2ずつふりかけ、全体を優しく混ぜます。生地がまとまるように調整し、必要に応じて粉の量を増やしてください。
- フライパンで焼く
- フライパンになたね油を敷き、弱めの中火で温めます。
- 生地をスプーンでフライパンにのせ、りんご、じゃがいも、りんごの順に重ねながら形を整えます。
- 1分30秒~2分ずつ両面をこんがりと焼き、さらに上下を返してもう1分焼きましょう。
- 仕上げ
- 器に盛り付けたら、仕上げに軽く塩を振って完成です。
■いかとコロコロ野菜のチヂミ
いかとコロコロ野菜のチヂミは、いかの柔らかい食感と、野菜のシャキシャキ感が楽しめる一品です。いかの旨味を引き立てるために、パプリカやたまねぎ、生しいたけなどの食材を使い、見た目も華やかに仕上げます。さらに、りんごを使った特製たれが味の決め手!甘酸っぱいりんごの風味が、チヂミとの相性抜群です。
材料(12人分)
- いか(粗みじん切り):1ぱい(胴の部分100g)
- パプリカ(赤)(ヘタと種を除き粗みじん切り):1/3コ
- たまねぎ(粗みじん切り):1/3コ
- 生しいたけ(石づきを除き粗みじん切り):2枚
- 細ねぎ(小口切り):4~5本
- 塩:小さじ1/4
- いりごま(白):大さじ1
- 小麦粉:大さじ3~5
- 上新粉:大さじ3~5
A
- 溶き卵:1コ分
- 水:120~140ml
- ごま油:大さじ1
B(特製りんごたれ)
- りんご(塩でこすり洗いをし、皮付きのまま角切り):1/6コ
- 紫たまねぎ(角切り):1/4コ
- ゆず(皮付きのままいちょう形に切る):1/4コ
- しょうが(薄切り):5~6枚
- 青とうがらし(小口切り):適量
- 黒酢:大さじ2
- しょうゆ:大さじ2
作り方
- 生地の準備
- ボウルにいか、パプリカ、たまねぎ、生しいたけ、細ねぎを入れます。
- 塩といりごまを加え、小麦粉と上新粉をふり入れて全体をさっくりと混ぜます。
- Aの溶き卵1コ分と水(120~140ml)を少しずつ加えながら混ぜ、生地の状態を見て水分を調整します。
- 焼き上げ
- フライパンにごま油を入れ、弱めの中火で温めます。
- スプーンで生地を直径6cmの円形に整え、フライパンにのせます。
- 片面を2~3分ずつ焼き、裏返してさらに1分間焼きましょう。
- 特製りんごたれを作る
- ボウルにBの材料(りんご、紫たまねぎ、ゆず、しょうが、青とうがらし)を全て入れ、しょうゆと黒酢を加えます。
- 全体をよく混ぜて、たれが完成です。
- 盛り付け
- チヂミを器に盛り付け、特製りんごたれを添えていただきます。
■まとめ
今回紹介した「りんごとじゃがいものチヂミ」と「いかとコロコロ野菜のチヂミ」は、どちらもシンプルながら食材の持ち味を活かしたレシピです。りんごを使ったアレンジが新鮮で、見た目も華やかに仕上がります。特製のたれを使って風味豊かに仕上げるのもポイント!家族や友人と一緒に楽しく作って、ぜひ味わってみてください。
■みなさんのコメントや感想をお待ちしています!
今回のレシピを試してみた方、ぜひ感想をコメント欄にてお聞かせください。りんごやいかを使ったチヂミのアレンジなど、皆さんのアイデアもお待ちしています!また、作ってみて疑問に思ったことがあればお気軽に質問してください。読者の皆さんと一緒に、楽しくお料理をシェアできる場になれば嬉しいです。
コウ静子さんの料理哲学とその背景
コウ静子さんのプロフィール
コウ静子さんは、韓国料理研究家であり、料理家としてテレビや雑誌など数多くのメディアで活躍しています。彼女の母親は、韓国料理研究家の李映林(イ・ヨンリム)さんで、幼少期から韓国料理に親しみながら育ちました。その後、外資系銀行に勤務した経験を経て、母のアシスタントとして料理の道に入ることになります。
独立後の活動と評価
料理研究家として独立した後、コウ静子さんは韓国料理をベースにした、シンプルで家庭的なレシピを次々と発表。伝統的な韓国料理に日本の家庭でも作りやすいアレンジを加えることで、多くのファンを獲得しました。特に、素材の味を活かす工夫や家庭でも簡単に作れるレシピが好評で、幅広い世代から支持されています。
直近の著書紹介:『丸鶏レシピ: うまみを丸ごといただきます』(2019年)
コウ静子さんの最新の著書では、丸鶏を使ったレシピをメインに、手軽に作れるアイデアを多数紹介しています。丸ごと調理することで、素材の持つ旨味を余すことなく引き出し、ジューシーで風味豊かな料理が完成します。この本では、パーティーや特別な日にも使えるレシピを中心に提案し、初心者から上級者まで楽しめる内容となっています。
メディア出演と受賞歴
現在、コウ静子さんの受賞歴についての情報は公にはなっていませんが、彼女のレシピは多くのメディアで取り上げられており、高い評価を受けています。特にテレビや雑誌での料理コーナーでは、わかりやすい説明と親しみやすい雰囲気が好評です。
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