夏の茨城&埼玉 今夜マネしたいレシピSP
8月12日の「昼めし旅」では、茨城県古河市と埼玉県さいたま市を舞台に、地元の特産品を使った美味しいご飯が多数紹介されました。トウモロコシの産地として有名な古河市では、農家の手による新鮮なトウモロコシ料理が登場し、さいたま市ではタクシー会社が手掛けるキクラゲを使った驚きのレシピが披露されました。地元ならではの食材を活かしたこれらの料理は、今夜の夕食に取り入れたくなること間違いなしです。
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茨城県古河市のトウモロコシ農家でアポ無しご飯調査
まず虻川美穂子さんが訪れたのは、茨城県古河市のトウモロコシ農家、清水さん一家。古河市は全国でも有数のトウモロコシの産地として知られており、その豊かな自然環境が育むトウモロコシは、全国の食卓を彩っています。清水さん一家では、毎朝8000本ものトウモロコシを手作業で収穫しており、その新鮮さが魅力です。
清水さんのご自宅に招かれた虻川さんは、まずはその日の朝に収穫されたばかりのトウモロコシを試食。みずみずしく、甘さが際立つその味わいに、「すごく美味しいです」と感動の声を上げました。続いて、清水さん一家が普段から作っているという、トウモロコシを使った家庭料理を披露していただきました。
ヤングコーンのヒゲを使った天ぷら
材料:
- ヤングコーンのヒゲ…適量
- 小麦粉…1カップ
- 冷水…1カップ
- 揚げ油…適量
- 塩…少々
作り方:
- ヤングコーンのヒゲを丁寧に洗い、水気をよく切っておきます。
- ボウルに小麦粉を入れ、冷水を加えてさっくりと混ぜます。あまり混ぜすぎないように注意しましょう。
- ヤングコーンのヒゲに衣をつけ、180℃に熱した揚げ油でカリッと揚げます。
- きつね色になったら油を切り、塩を軽く振っていただきます。
トウモロコシのかき揚げ
材料:
- トウモロコシ…1本(粒をそぎ落とす)
- 小麦粉…1カップ
- 冷水…1カップ
- 揚げ油…適量
- 塩…少々
作り方:
- トウモロコシの粒をそぎ落とし、ボウルに入れます。
- 小麦粉と冷水をさっくり混ぜて衣を作り、トウモロコシを加えて混ぜ合わせます。
- 180℃の揚げ油で一口大にまとめたかき揚げを揚げます。きつね色になったら油を切り、塩を軽く振っていただきます。
虻川さんは、ヤングコーンのヒゲの天ぷらを一口食べ、「すごくいい音がしますね!」「甘いですね」と驚きと喜びの声を上げました。この料理は、ヒゲの繊維質な食感が独特で、普段は捨ててしまう部分を無駄なく使える点が魅力です。また、トウモロコシのかき揚げは、甘さが際立つトウモロコシの美味しさを存分に楽しめる一品です。
おばあちゃんと孫の絆を感じる家庭料理
続いて、虻川さんが訪れたのは、古河市内の唐揚げ専門店の近くで出会ったおばあちゃんと孫の家。おばあちゃんの内海さんは孫と二人暮らしで、幼い頃から一緒に過ごしてきた孫に母親がいないため、まるでお母さんのように接してきました。
虻川さんは、内海さんが孫のために作る愛情たっぷりの家庭料理を見せてもらいました。内海さんの台所には、手作りの佃煮や漬物が並び、家庭的で温かい雰囲気が漂います。
フキの佃煮
材料:
- フキ…300g
- しょうゆ…大さじ3
- みりん…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- かつお節…適量
作り方:
- フキは下茹でしてから、筋を取り除きます。適当な長さに切ります。
- 鍋にしょうゆ、みりん、砂糖を入れて煮立たせ、フキを加えて中火で煮詰めます。
- 水分がほぼなくなるまで煮詰めたら、かつお節を加えて軽く混ぜ、火を止めます。
ヤマイモの醤油漬け
材料:
- ヤマイモ…200g
- しょうゆ…大さじ3
- みりん…大さじ2
- 酒…大さじ1
- 鷹の爪…少々
作り方:
- ヤマイモは皮をむき、薄くスライスします。
- ボウルにしょうゆ、みりん、酒、鷹の爪を入れて混ぜ、ヤマイモを漬け込みます。
- 冷蔵庫で1時間ほど漬け込んだら、完成です。
虻川さんは、ヤマイモの醤油漬けを試食し、「一番美味しい!」と絶賛。ヤマイモのシャキシャキとした食感と醤油の旨味が絶妙にマッチし、箸が止まらなくなる味わいです。孫を思うおばあちゃんの愛情が詰まった料理は、心温まる家庭の味そのものでした。
さいたま市で発見!タクシー会社が手掛けるキクラゲ料理
埼玉県さいたま市では、タクシー会社が手掛ける意外な新事業が紹介されました。創業50年以上の歴史を持つタクシー会社「日栄交通」は、コロナ禍による影響でタクシー業界が大きな打撃を受けた中、新たな収入源としてキクラゲの生産を始めました。社内にはキクラゲ栽培専用の設備が整っており、そこで収穫されたキクラゲを使った料理が披露されました。
キクラゲのコンポート
材料:
- キクラゲ…100g
- 砂糖…大さじ3
- 白ワイン…50ml
- レモン汁…大さじ1
作り方:
- キクラゲは軽く湯通ししてから、水気を切ります。
- 鍋に砂糖、白ワイン、レモン汁を入れて煮立たせ、キクラゲを加えて煮ます。
- 水分がなくなり、キクラゲが柔らかくなったら火を止め、冷やしていただきます。
キクラゲの焼きそば
材料:
- キクラゲ…50g
- 焼きそば麺…2玉
- 豚バラ肉…100g
- キャベツ…1/4玉
- ニラ…1束
- 中華スープの素…小さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- オイスターソース…大さじ1
- ごま油…大さじ1
作り方:
- キクラゲは軽く湯通しし、細切りにします。
- フライパンにごま油を熱し、豚バラ肉を炒めます。色が変わったらキャベツとニラを加えてさらに炒めます。
- 焼きそば麺を加え、中華スープの素、しょうゆ、オイスターソースを加えて味を調えます。
- 最後にキクラゲを加えてさっと混ぜ合わせ、全体が均一に混ざったら完成です。
キクラゲのコンポートは、意外にもデザートとして楽しめる一品。キクラゲのコリコリとした食感と、白ワインの甘みが絶妙にマッチしています。また、焼きそばは、キクラゲの旨味が麺と絡み合い、ボリューム満点の仕上がりです。虻川さんも「いい出汁が出てますね」と感心するほどの美味しさでした。
今夜マネしたいレシピ満載の茨城&埼玉グルメ
今回の「昼めし旅」では、茨城県古河市と埼玉県さいたま市のご当地グルメがたっぷりと紹介されました。トウモロコシやキクラゲといった地元の特産品をふんだんに使ったレシピは、シンプルながら素材の良さを最大限に引き出しており、今夜の食卓に取り入れたくなるアイデアが盛りだくさんでした。ぜひ、これらのレシピを参考に、家族で楽しめる美味しい料理を作ってみてください。
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