カリカリ&ジューシー!和風タルタルソースが絶品の【笠原流カキフライ】
2024年10月25日放送の「笠原将弘の料理のほそ道」では、旬の牡蠣を使った「カキフライ」が紹介されました。牡蠣の旨味を最大限に引き出し、外はカリカリ、中はふわっとジューシーに仕上げた笠原流カキフライは、特製の「ガリタルソース」との相性が抜群です。生姜の甘酢漬け(ガリ)を活かした和風テイストのタルタルソースで、さらに深みのある味わいを楽しむことができます。旬の牡蠣を贅沢に使ったこのレシピで、家でも簡単にプロの味を再現してみましょう!
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笠原流「カキフライ」の魅力とは?
旬の牡蠣を活かした究極の揚げ物
牡蠣は秋から冬にかけて旬を迎える、海の恵みをたっぷり含んだ食材。特に寒い時期の牡蠣は、身が引き締まり、濃厚な味わいが特徴です。この旬の牡蠣を最大限に活かすために、笠原流ではしっかりと下処理を行い、揚げる際のポイントを押さえています。
- 牡蠣の下処理がカギ:牡蠣はそのままだと独特の臭みが残ることがあります。そこで、まず塩水でさっと洗うことで余分な汚れを落とし、軽くお湯で加熱することで臭みを取り除きます。また、加熱後はしっかりと水気を切ることが重要。これによって、カリッとした衣に仕上がり、牡蠣自体の旨味が凝縮されます。
- 揚げ方のコツ:衣をつけて揚げる際は、170℃の油で3~4分が理想的。高温で一気に揚げることで、外側はカリッと香ばしく、中はふわっとジューシーに仕上がります。ここでのポイントは、牡蠣をあまり長く揚げすぎないこと。適度に火を通すことで、牡蠣本来の柔らかさとジューシーさを保ちます。
和風ガリタルソースがカキフライをさらに引き立てる
笠原流カキフライの最大の特徴は、なんといっても特製の「ガリタルソース」です。一般的なタルタルソースに、生姜の甘酢漬け(ガリ)を加えることで、さっぱりとした風味と豊かなコクがプラスされています。ガリの爽やかな酸味と、マヨネーズのクリーミーさが絶妙にマッチし、カキフライに新しい味わいをもたらします。
- ガリタルソースの作り方:タルタルソースのベースには、マヨネーズと粒マスタード、醤油を使用。このベースに、ゆで卵とみじん切りにしたガリ、そして万能ねぎを加えることで、風味豊かなソースが完成します。ガリはみじん切りにする際、水気をしっかりと絞るのがポイント。水分が多いとソースが水っぽくなってしまうので、ここは丁寧に処理しましょう。
- 和風テイストのタルタル:ガリと醤油が和風のアクセントとなり、カキフライにぴったりのタルタルソースが完成します。通常のタルタルソースと違い、生姜の風味が効いているため、揚げ物の重たさを軽減し、さっぱりとした後味が楽しめます。ぜひこのガリタルソースをたっぷりかけてお召し上がりください。
【笠原流カキフライ】のレシピ(2人前)
材料
- 牡蠣の剥き身(加熱用) 10粒
- キャベツ千切り 適量
- 薄力粉 適量
- 生パン粉 適量
- サラダ油 適量
- レモン 適量
- 辛子 少々
- 中濃ソース 適量
- 塩 適量
A(衣用)
- 卵 1個
- 牛乳 大さじ1
B(ガリタルソース用)
- マヨネーズ 大さじ4
- 粒マスタード 大さじ1
- 醤油 小さじ1/2
- 万能ねぎ小口切り 大さじ2
- ゆで卵 1個
- ガリ(生姜の甘酢漬け) 20g
作り方
- 牡蠣の下処理
牡蠣は塩水でさっと洗い、汚れを落とします。鍋でお湯を沸かし火を止めた後、牡蠣を10秒ほど浸し、軽く火を通します。すぐに冷水に取り、しっかりと水気を拭き取っておきます。 - ガリタルソースの準備
Bの材料(マヨネーズ、粒マスタード、醤油、万能ねぎ)を混ぜ合わせます。ゆで卵は手で粗くちぎり、ガリは水気をしっかり絞ってからみじん切りにし、ソースに加えます。これで「ガリタルソース」が完成です。 - 衣をつける
牡蠣に薄力粉をまぶし、A(卵と牛乳を混ぜたもの)にくぐらせ、生パン粉をしっかりとまぶします。パン粉が均一に付くよう、軽く押さえるのがポイントです。 - 揚げる
170℃に熱したサラダ油で、衣をつけた牡蠣を3~4分揚げます。衣がきつね色になるまで揚げたら、油をしっかり切ります。 - 盛り付け
揚げた牡蠣を器に盛り、キャベツの千切りを添えます。レモン、辛子、中濃ソース、塩を好みに合わせて添え、最後にガリタルソースをたっぷりかけて完成です。
さらに美味しく仕上げるためのポイント
キャベツの千切りとレモンでバランスを取る
カキフライには、キャベツの千切りとレモンを添えるのが鉄板です。揚げ物の濃厚な味わいをさっぱりとリフレッシュさせるため、キャベツはシャキシャキ感を残すようにし、レモンの酸味で牡蠣の旨味を引き立てます。キャベツの千切りは、冷水にさっと浸してからしっかりと水気を切ると、よりシャキッとした食感が楽しめます。
和風タルタルソースでオリジナルの風味を楽しむ
ガリタルソースは、通常のタルタルソースとは一線を画す和風のテイストが特徴です。生姜の甘酢漬け(ガリ)が爽やかな酸味を加え、牡蠣の濃厚な味わいをさっぱりと引き立ててくれます。ガリの食感と、ゆで卵のまろやかな風味が絶妙に絡み合い、カキフライとの相性は抜群です。この和風テイストを活かしたガリタルソースをたっぷりとかけて、ぜひ新しい味わいをお楽しみください。
- アレンジのヒント:ガリタルソースは、他の揚げ物にも応用できます。エビフライや鶏の唐揚げなど、さまざまな料理に合わせてみてください。また、ガリを多めに入れて、よりパンチの効いた味わいにすることも可能です。
牡蠣の選び方と保存方法:鮮度を保ち、最高の味わいを引き出すコツ
牡蠣の鮮度は、料理の味を大きく左右する重要なポイントです。特にカキフライのように牡蠣自体の風味を楽しむ料理では、良質な牡蠣を選び、正しい保存方法を知ることが美味しさの秘訣となります。ここでは、鮮度の良い牡蠣を選ぶコツや、保存方法について詳しくご紹介します。
良質な牡蠣の選び方
- 殻付き牡蠣の場合
殻付きの牡蠣を選ぶ際には、殻がしっかりと閉じていて、重みがあるものを選びましょう。殻が少しでも開いている場合は、鮮度が落ちている可能性があります。また、牡蠣は水分を含むので、持った時にずっしりとした重量感があるものが新鮮な証拠です。 - 剥き身牡蠣の場合
剥き身の牡蠣を購入する際には、身がふっくらとしていて透明感があるものを選びます。身が縮んでいたり、濁っているものは鮮度が落ちている可能性があるため避けた方が良いでしょう。また、パックに詰められた剥き身牡蠣の場合は、ドリップ(牡蠣から出た水分)が少ないものを選ぶのも鮮度を見分けるポイントです。
牡蠣の保存方法
- 冷蔵保存の場合
剥き身の牡蠣を冷蔵保存する際には、できるだけ早く消費することが理想ですが、保存期間を延ばしたい場合は、塩水に浸しておくと鮮度を保つことができます。塩水の濃度は海水に近い3%程度が適当です。また、牡蠣は空気に触れると鮮度が落ちやすいため、密閉容器に入れて保存しましょう。冷蔵庫内の温度は低め(0℃〜4℃)に設定すると、より長持ちします。 - 冷凍保存の場合
長期保存が必要な場合は、牡蠣を冷凍することも可能です。剥き身の牡蠣を冷凍保存する際は、あらかじめ一つ一つバットに並べて冷凍し、固まってから密閉袋に移すと、使いたい分だけ取り出せるので便利です。解凍する際は、冷蔵庫内でゆっくりと自然解凍することで、ドリップが少なく、美味しく仕上がります。急激に解凍すると、水分が抜けて牡蠣が縮んでしまうため、ゆっくり解凍することが大切です。 - 使用直前の処理
保存していた牡蠣は、調理する前に軽く塩水で洗い、汚れや余分な水分を取り除いておきましょう。これにより、揚げた際に水分がはじけるのを防ぎ、牡蠣の旨味を閉じ込めることができます。
牡蠣の賞味期限と注意点
新鮮な牡蠣でも保存状態に注意しなければ、すぐに劣化してしまうことがあります。冷蔵保存の場合、できるだけ2〜3日以内に消費するのが理想です。特に剥き身の牡蠣は生のままで食べることが少ないため、カキフライなどの加熱調理であれば、保存期間を少し延ばすことが可能ですが、風味を保つためにも早めに使い切ることをお勧めします。
牡蠣は栄養が豊富で美味しい反面、鮮度が落ちると体調不良を引き起こすこともあるため、特に冬場は鮮度を確認しながら安全に楽しんでください。
この牡蠣の選び方や保存方法を参考に、最高の状態で「カキフライ」を作って楽しんでください。
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この記事を読んでカキフライに挑戦したくなった方、ぜひコメントで感想やアレンジ方法をシェアしてください!また、ガリタルソースのアレンジや、他の揚げ物で試してみた結果なども大歓迎です。質問や疑問があれば、気軽にコメントでお知らせください。他の読者と一緒に、さらに美味しいレシピを共有していきましょう!
まとめ:笠原流カキフライで旬の牡蠣を贅沢に楽しもう!
今回の「笠原将弘の料理のほそ道」では、旬の牡蠣を贅沢に使った「カキフライ」を紹介しました。カリカリの衣とジューシーな牡蠣、そして和風テイストのガリタルソースが絶妙にマッチする一品です。家庭でも簡単に作れるこのレシピで、プロの味を再現し、旬の牡蠣を最大限に楽しんでください。揚げたてのカキフライに、特製ガリタルソースをたっぷりかけて味わえば、その美味しさに感動すること間違いなしです!
質問やコメントも大歓迎です!お気軽にどうぞ。
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