有野晋哉と伊東健人が礒部花凜を迎えマンガトーク!
2024年10月16日深夜に放送された『有野屋書店』では、マンガトークバラエティとして、お笑いコンビよゐこの有野晋哉さんと声優の伊東健人さんがパーソナリティを務め、今回のゲストには声優・ミュージシャン・俳優として活躍する礒部花凜さんが登場しました。礒部さんは「アミューズの貴族」とも称され、舞台・ミュージカルでの豊富な経験や、日本舞踊、ジャズダンスなど多彩な特技を持つアーティストとして知られています。
彼女の特技やキャリアを生かしたトークが繰り広げられ、彼女がこれまでに影響を受けてきた漫画について深掘りしていく内容となりました。今回は、礒部さんの「漫画履歴書」が紹介され、彼女がどんな作品に心を奪われてきたのか、詳しく語られています。
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声優・礒部花凜の漫画履歴書:幼少期から現在まで
漫画との出会い:小学生時代から夢中になった作品たち
礒部さんの漫画のルーツは小学生時代にまでさかのぼります。彼女が当時夢中になっていたのは、少女漫画雑誌『ちゃお』で連載されていた『ミルモでポン!』。可愛らしいキャラクターとドタバタなストーリーに心を奪われ、小学校時代は『ちゃお』を愛読していたとのことです。
- 『ミルモでポン!』:篠塚ひろむさんの作品で、魔法の妖精ミルモが登場するファンタジー系コメディ。礒部さんにとって、漫画を楽しむ入り口となった作品でした。
また、当時流行していたファッションブランド「ナルミヤ・インターナショナル」が題材となった『シンデレラコレクション』にも憧れていたそうです。礒部さんはこの漫画の影響で「メゾピアノ」などの洋服を全身に身にまとい、ファッションにも敏感な少女だったようです。
初恋の漫画キャラクターは『犬夜叉』のあのキャラ!
礒部さんが最初に恋したキャラクターは『犬夜叉』の主人公・犬夜叉。特に新月の夜に黒髪になる姿が好きだったと語り、当時は小学生ながらもその魅力に強く引き込まれていたようです。
- 『犬夜叉』:高橋留美子さんの作品で、戦国時代を舞台にしたファンタジーアクション。犬夜叉の半妖という設定と、そのダークな魅力が彼女の心に残ったのでしょう。
彼女はさらに、友達の家が「漫画の宝庫」だったことから、『DRAGON BALL』や『NANA ―ナナ―』などさまざまな作品に触れる機会がありました。特に長髪キャラに心惹かれたことが多かったとのことです。
中学時代の影響作は『ベルサイユのばら』とバレエ漫画
中学生になると、礒部さんの趣味はさらに広がり、『ベルサイユのばら』にどっぷりとハマっていたそうです。宝塚歌劇団への憧れもあり、華やかな世界観とドラマティックな展開に心を奪われたと話していました。
- 『ベルサイユのばら』:池田理代子さんの作品で、フランス革命を背景に描かれた壮大な物語。宝塚歌劇団でも上演されるなど、長年にわたって愛され続けています。
また、バレエ漫画にも興味を持つようになり、1番のお気に入りとして挙げたのが山岸凉子さんの『アラベスク』です。幼少期からバレエを習っていた彼女にとって、この作品はバレエ文学との出会いのきっかけとなりました。
- 『アラベスク』:山岸凉子さんの作品で、バレエダンサーとして成長していく主人公を描いた本格派バレエ漫画。礒部さんはこの作品を集めることで、バレエの世界にさらにのめり込んでいったと語っています。
最近の好みは“濃いめ”!?礒部花凜がハマっている漫画たち
『満州アヘンスクワッド』『ガンニバル』『シガテラ』などのグロい系が好き!
礒部さんの最近の趣味は、以前の少女漫画とは打って変わって「濃いめ」「シブい」作品に移り変わっているとのこと。彼女は『満州アヘンスクワッド』『ガンニバル』『シガテラ』といった、グロテスクかつシリアスな作品にも手を出し、どんなジャンルでも楽しめることに気づいたそうです。
- 『満州アヘンスクワッド』:酒井義さんの作品で、満州を舞台にしたドラマチックなストーリーが展開。彼女はこのような歴史を背景にした長編に魅了されています。
- 『ガンニバル』:二宮敦人さんの作品で、田舎の村で起こる猟奇的な事件を描いたサスペンスホラー。
- 『シガテラ』:古谷実さんの作品で、リアルな日常とともに描かれる緊張感あふれる物語。
また、長編作品が好きな礒部さんは、ストーリーが終わってしまうと寂しさを感じることが多いそうで、特に学生時代に見ていた海外ドラマの最終話をいまだに見ていないというエピソードも披露されました。
有野店長のおすすめ漫画
有野店長も番組内で、礒部さんに自身のおすすめ漫画を紹介しました。その中でも、『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』というダークな作品を推し、礒部さんの趣味に合うのではないかと太鼓判を押しました。さらに、礒部さんが最近一気読みしたという『虐殺ハッピーエンド』のストーリーを聞いた有野店長は、『善悪の屑』という作品をさらにおすすめ。お互いにダークでシリアスな作品を共有し、深い漫画トークが展開されました。
- 『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』:向浦宏和さんの作品で、過去の罪を抱えた少年が苦悩しながら成長していく物語。
- 『虐殺ハッピーエンド』:宮月新さん原作、盛田賢司さん作画の作品で、極限状態に置かれた登場人物たちが繰り広げるサバイバルストーリー。
- 『善悪の屑』:渡邊ダイスケさんの作品で、復讐代行を題材とした社会派サスペンス。
かわいい女の子も好き!礒部花凜の多様な趣味
礒部さんは、ダークでグロい作品だけでなく、かわいい女の子が出てくるラブコメ系の漫画も好きだと話しています。彼女が特にお気に入りとして挙げたのは、『彼女、お借りします』や『彼女、人見知ります』といった作品。可愛いキャラクターとコミカルなストーリーに癒されているそうです。
- 『彼女、お借りします』:宮島礼吏さんの作品で、レンタル彼女をテーマにしたラブコメディ。
- 『彼女、人見知ります』:『彼女、お借りします』のスピンオフで、サブキャラクターにスポットライトを当てた作品。
礒部さんは、かわいい女の子が登場する作品を読むことで、日常の疲れを癒しているのかもしれませんね。
まとめ:礒部花凜の多彩な漫画愛に共感!
今回の『有野屋書店』では、礒部花凜さんが自身の漫画遍歴や趣味について詳しく語り、多くの視聴者に共感を呼びました。彼女の幅広いジャンルの漫画愛や、作品に対する思い入れが伝わり、視聴者にも新たな読書のヒントを与えたのではないでしょうか。番組内で紹介された漫画は、どれも個性的で魅力的な作品ばかりです。気になった方は、ぜひ手に取ってみてください!
また、礒部さんは収録後、店長からおすすめされた作品を早速読んでみると語り、今後の漫画トークにも期待が高まります。皆さんも、お気に入りの漫画や読みたい作品があれば、ぜひコメント欄でシェアしてくださいね!
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