【夫が寝たあとに】絵本SP特集!1977年発売「きんぎょがにげた」1位の理由と芸能人が手掛ける注目の絵本を徹底解説|2024年10月16日放送

教養

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秋の夜長に楽しむ「絵本スペシャル」

2024年10月16日の深夜に放送された『夫が寝たあとに』では、「読書の秋」にふさわしい特集として、子ども向け絵本が紹介されました。毎年日本では約2000冊の新作絵本が出版されており、その中から今年特に注目された絵本を取り上げる「絵本スペシャル」として、出演者の藤本美貴さんと横澤夏子さんがおすすめする絵本や、視聴者から寄せられた読み聞かせのお悩みに答える内容となっています。

また、特別に絵本専門店「クレヨンハウス」からおすすめの絵本をジャンルごとに紹介し、子どもたちの成長や興味に合わせた選び方が解説されました。視聴者からは1800件を超える絵本に関する悩みが寄せられ、読み聞かせの悩みや工夫についても掘り下げていきます。

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子どもの絵本SP:クレヨンハウスおすすめ絵本をジャンル別に紹介

赤ちゃんから大人まで楽しめるジャンル別絵本紹介

今回の放送では、絵本専門店「クレヨンハウス」から2024年上半期に特に注目された絵本が、赤ちゃん向けから科学、ユーモア、しかけ絵本、ロングセラー、あそびの絵本まで、幅広いジャンルに分けて紹介されました。各ジャンルごとの絵本の特徴や、読み聞かせをする上でのポイントも番組内で詳しく解説されました。

  • ロングセラー絵本1位:1977年に初版が発売された『きんぎょがにげた』
    • シンプルなストーリーと色鮮やかなイラストが特徴で、何世代にもわたって愛され続けている名作絵本。子どもが「どこに金魚がいるか」を探しながら物語を楽しむことで、観察力や集中力が養われます。2024年上半期の売り上げランキングで堂々の1位を獲得しており、今もなお根強い人気を誇っています。
  • 赤ちゃん向け絵本:赤ちゃんの発達を促すカラフルな絵本や、リズミカルな言葉遊びが特徴。音やリズムに敏感な赤ちゃんの感性を育てるために作られた絵本が多く、親子で楽しい時間を共有できる内容が人気です。
  • ユーモア絵本:思わず笑ってしまう内容や、意外な展開が魅力のユーモア絵本は、子どもたちにとっても好奇心をくすぐる存在。笑いを通してコミュニケーションを広げることができ、家族全員で楽しめる一冊となるでしょう。

『きんぎょがにげた』が今も愛される理由

1977年に発売された『きんぎょがにげた』は、子どもが親しみやすいシンプルな絵とリズミカルな言葉で、長年愛され続けている作品です。絵の中に隠れている金魚を探しながら、ページをめくるごとに新しい発見があり、読者の観察力を高める工夫がされています。大人になっても記憶に残る絵本の一つであり、親子で一緒に楽しめると評判です。親世代が自身の子どもにこの本を読んであげる、世代を超えた絵本体験ができる一冊です。

読み聞かせのお悩み相談

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読み聞かせに関する街の声

放送内では、視聴者から寄せられた1800件を超える「読み聞かせ」に関する悩みが取り上げられ、その中で特に多かった声が紹介されました。親たちが抱える読み聞かせの悩みには、以下のようなものがありました。

  • すぐに飽きてしまう:子どもが物語に興味を持ち続けることができず、途中で飽きてしまうという声が多く聞かれました。特に絵が少ない本や、ストーリーが単調なものはこの傾向が強いようです。
  • 質問攻めで話が進まない:子どもが興味を持ちすぎて、次々に質問をしてくるため、物語がなかなか進まないという悩みも挙げられました。「このキャラクターは誰?」「どうしてこうなったの?」など、物語の細かい部分まで気になる子どもたちの質問にどう対処するかが、親にとっての課題となっています。

読み聞かせが上手くいくための工夫

視聴者から寄せられた悩みを解決するために、番組内ではいくつかの読み聞かせのコツも紹介されました。

  • 声のトーンを調整:感情を込めつつも、過剰にならない声のボリュームで読み聞かせることが大切です。特に夜寝る前の読み聞かせでは、落ち着いた声で読むことが効果的です。
  • 本をしっかり固定する:本をしっかりと固定して読み進めることで、子どもが絵をじっくりと観察でき、ストーリーに集中しやすくなります。また、ページをめくるタイミングを意識して、2秒ほど待つと、次のページへの期待感を高める効果があります。
  • 子どもとのやり取りを楽しむ:質問攻めに対しては、あえて物語を中断して子どもの質問に答える時間を設けることで、より深くストーリーを理解させることができます。また、答えが出ない質問には、親子で一緒に想像することも楽しい読み聞かせの時間となります。

ミキティ&夏子のおすすめ絵本紹介

藤本美貴のおすすめ:『にじいろのさかな』

藤本美貴さんが子どもに読んであげている絵本として紹介されたのが『にじいろのさかな』。この絵本は、光り輝くウロコを持つ美しい魚が主人公で、友達と分かち合うことの大切さを描いた感動的なストーリーです。藤本さんは、「子どもが友達との関わりや、分け合うことの大切さを学べるので、読み聞かせにはぴったりです」とコメント。番組内では実際に藤本さんが読み聞かせを実演し、彼女ならではの表現力が光るシーンが印象的でした。

  • ストーリーのポイント
    • 輝くウロコを持つ魚が、他の魚たちにそのウロコを分け与えることで友情を育むという物語。
    • 自己中心的であった主人公が、分け与えることで周囲との絆を深め、最終的に自分も幸せを感じるという教訓が込められています。

横澤夏子のおすすめ:『ごあいさつあそび』

一方、横澤夏子さんが推奨するのは、子どもが自然にあいさつの仕方を学べる絵本『ごあいさつあそび』です。この絵本では、動物たちが次々に登場し、さまざまなあいさつを交わしながら物語が進んでいきます。横澤さんは、「親として、子どもに楽しくあいさつの習慣を身につけさせたい時には、この絵本が最適です」とコメント。こちらも横澤さん自身が実演し、彼女らしいユーモアと明るさで子どもたちを引き込む読み聞かせが披露されました。

  • ストーリーのポイント
    • 登場する動物たちが、さまざまなあいさつを楽しく教えてくれる。
    • 子どもたちがあいさつや会釈を楽しく身につけられる内容で、日常生活でのマナーを自然に学ぶことができます。

芸能人が手掛ける絵本がトレンドに

新しい視点から桃太郎を描く:リリーの『ももからうまれたおにたろう』

最近、芸能人が手掛ける絵本がトレンドとなっており、今回の放送でもリリーさんが手掛けた『ももからうまれたおにたろう』が紹介されました。この絵本は、桃太郎の物語をアナザーストーリーとして描いており、「もし桃が鬼に拾われていたら?」というユニークな発想が特徴です。鬼に育てられた「おにたろう」がどのように成長していくのか、従来の桃太郎とは異なる新しい視点からの物語が楽しめます。

トム・ブラウンの絵本読み聞かせチャレンジ

お笑い芸人による絵本読み聞かせの検証

番組の特別企画として、お笑いコンビ・トム・ブラウンが手掛けた絵本の読み聞かせに挑戦しました。彼らのネタでもある「何かと何かを合体させる」という発想を基にした絵本は、保育園児たちの反応を引き出すための挑戦的な作品です。実際に保育園で5~6歳の園児8人に対して読み聞かせを行い、その反応を検証しました。

  • 子どもの反応:実際に子どもたちは、絵本そのものよりも「ダメー!」というフレーズに大ウケ。しかし、絵本のストーリーにはそれほど反応しなかったという結果になりました。
  • プロの読み聞かせ講師による評価:JAPAN絵本よみきかせ協会認定講師である岡先生が、この読み聞かせをチェックし、100点満点中13点という厳しい評価を下しました。岡先生からは「長い髪はまとめる」「声のボリュームを調整する」など、合計13か所の改善点が指摘されました。

再チャレンジで100点満点を獲得!

岡先生のアドバイスを受け、トム・ブラウンは再度読み聞かせに挑戦しました。今回、指摘された改善点を全てクリアし、見事100点満点を獲得。子どもたちからも好評を得て、絵本の読み聞かせは大成功に終わりました。

まとめ:絵本で広がる親子の時間

今回の放送では、絵本を通じて親子の絆を深める重要性が再認識されました。絵本の読み聞かせは、子どもが言葉や感情を学ぶだけでなく、親子のコミュニケーションを豊かにする素晴らしい手段です。また、世代を超えて読み継がれる名作絵本から、最新のトレンド絵本まで、多様な作品が紹介され、どの絵本にも教育的価値が含まれていることが強調されました。

読者の皆さんも、お気に入りの絵本や読み聞かせの工夫、または疑問点があれば、ぜひコメント欄で教えてください!あなたの意見が、他の親御さんの参考になるかもしれません。

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