「秋の和定食2024」
季節が変わり、少し涼しさを感じるようになる秋。この時期に旬を迎える食材を使った美味しい和定食が、テレビ東京の人気番組『男子ごはん』で紹介されます。2024年9月29日(日)に放送されるのは、「2週連続 秋の食材スペシャル」の1週目。この放送では、秋の味覚を取り入れた3品の料理が登場します。
今回のメインディッシュは、ジューシーな豚肉と香り高い舞茸を使った「豚肉と舞茸のソテーガーリックポン酢ソース」。また、サイドディッシュとしては、歯ごたえが楽しめる「レンコンと小松菜のサッと炒め」、そして身体を温めてくれる「里芋汁」という、バランスの取れた和定食が特集されます。
この記事では、これらの料理を実際に自宅で再現できるように、仮のレシピも交えて紹介します。秋の旬の食材をふんだんに使った和定食を、この機会にぜひ作ってみてください。
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秋の食材スペシャル1週目:豚肉と舞茸のソテーガーリックポン酢ソース
ジューシーな豚肉と、香り豊かな舞茸を組み合わせ、にんにくの風味を効かせたポン酢ソースで仕上げた食欲をそそる一品です。手軽に作れるので、夕飯のメインディッシュとしてぴったりです。ぜひ試してみてください。
【材料(2人分)】
- 豚肩ロース肉(生姜焼き用):300g(8~10枚)
- 塩:小さじ1/4
- 黒こしょう:適量
- 舞茸:大1パック(約200g)
- サラダ油:大さじ2
【ガーリックポン酢ソース】
- にんにく:2片(みじん切り)
- 赤唐辛子(小口切り):小さじ1
- ごま油:大さじ1
- ポン酢:大さじ3
- 砂糖:小さじ2/3
- 万能ねぎ(小口切り):適量
【作り方】
- ガーリックポン酢ソースを作る
- にんにくはみじん切りにします。
- 小鍋にごま油を入れて中弱火で熱し、にんにくを加えます。
- にんにくがきつね色になるまでじっくり炒め、香りを引き出します。
- 火を止めてから、ボウルに移し、赤唐辛子(小口切り)、ポン酢、砂糖を加えてしっかりと混ぜ合わせ、ガーリックポン酢ソースを完成させます。
- 豚肉と舞茸の下ごしらえ
- 豚肩ロース肉(生姜焼き用)に塩(小さじ1/4)と黒こしょうをふり、軽くもみ込んで下味をつけます。
- 舞茸は大きめのひと口大にほぐし、食感を楽しめるサイズにします。
- 豚肉と舞茸をソテーする(1人分ずつ作る)
- フライパンを強火で熱し、**サラダ油(大さじ1)**を入れます。
- まず、舞茸の半量を加え、しっかりと焼き色がつくまで炒めます。
- 舞茸を端に寄せ、同じフライパンに豚肉の半量を並べます。
- 豚肉に焼き目がついたら、ひっくり返して両面をしっかりと焼きましょう。
- 仕上げる
- 焼きあがった舞茸と豚肉を温めた鉄板やお皿に移し、熱々のところに【ガーリックポン酢ソース】の半量を回しかけます。
- もう1人分も同様に作り、ソースをかけて仕上げます。
- 盛り付け
- 仕上げに、**万能ねぎ(小口切り)**を散らし、彩りをプラスします。
- 熱々の状態でテーブルへサーブし、香ばしい香りとともにお楽しみください。
美味しく作るコツとアレンジポイント
- 豚肉の選び方:肩ロース肉は適度な脂身があり、旨味が強いので、ガーリックポン酢ソースとの相性抜群です。脂身が少ない部位を使いたい場合は、ロース肉でも代用できます。
- にんにくの炒め方:にんにくは焦げやすいので、中弱火でじっくりと炒め、香りを引き出してください。きつね色になったらすぐに火を止めることがポイントです。
- 舞茸の下ごしらえ:舞茸は手で裂くことで、断面が多くなり、味が絡みやすくなります。切らずに手でほぐして調理しましょう。
レンコンと小松菜のサッと炒め
シャキシャキとしたレンコンと、栄養豊富な小松菜を使ったシンプルな炒め物で、短時間で作れるお手軽な副菜です。食材本来の食感と風味を活かし、少ない調味料で仕上げた優しい味わいの一品ですので、ぜひ作ってみてください。
【材料(2人分)】
- レンコン:150g
- 小松菜:80g
- ごま油:大さじ1
【調味料(a)】
- みりん:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1/2
- 塩:小さじ1/4
- 黒いりごま:大さじ1/2
【作り方】
- 下ごしらえ
- レンコンは皮を剥き、薄い半月切りにします。
- 切ったレンコンを水にさらし、アクを抜きます。水にさらすことで変色を防ぎ、仕上がりの色がきれいになります。
- 小松菜は根元を落とし、4cm幅に切ります。葉と茎の部分を分けておくと、炒めるときに調理しやすくなります。
- 調味料(a)を混ぜ合わせる
- 小さめのボウルに、みりん(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1/2)、塩(小さじ1/4)、**黒いりごま(大さじ1/2)**を入れてよく混ぜ合わせ、調味料を準備しておきます。
- レンコンを炒める
- フライパンを中強火で熱し、**ごま油(大さじ1)**を引きます。
- 水気をしっかりと拭き取ったレンコンを加え、表面が透き通るまで炒めます。
- レンコンがシャキッとした食感を保ちつつ、少し火が通ったら次の工程へ進みます。
- 小松菜を加える
- レンコンが炒まったら、小松菜の茎の部分を先に加え、サッと炒めます。
- 茎が少ししんなりしてきたら、葉の部分を加え、全体に油が回るまで炒め合わせます。
- 小松菜の鮮やかな緑色が残るように、炒めすぎに注意しましょう。
- 調味料を加えて仕上げる
- 先ほど混ぜ合わせた【調味料(a)】をフライパンに回し入れ、全体に調味料が絡むように手早く炒めます。
- 仕上げに黒いりごまを加え、ザッと混ぜたら完成です。
- 盛り付け
- 器に盛り付け、黒いりごまが全体に散らばるように整えたら、完成です。
美味しく作るポイント
- レンコンの切り方:薄めの半月切りにすることで、短時間で火が通りやすく、食感が均一になります。食感をより楽しみたい場合は、少し厚めに切るのもおすすめです。
- 小松菜の炒め方:茎と葉の部分を分けて炒めることで、それぞれの食感と色味を最大限に活かせます。茎を先に炒め、葉を最後に加えて短時間で仕上げるのがポイントです。
- 調味料の加え方:調味料を加えたら強火でさっと炒めることで、香りと風味が引き立ち、べたつかずシャキッとした仕上がりになります。
里芋汁
最後に紹介されるのは、秋にぴったりの「里芋汁」。里芋のねっとりとした食感と、味噌のやさしい風味が身体を温めてくれる一品です。シンプルながらも奥深い味わいで、心までほっこりと温まるこの料理は、秋の食卓に欠かせません。
【材料(2人分)】
- 里芋:小6個(約320g)
- 大根:80g
- にんじん:30g
- かつおだし:400㏄
- 薄口しょうゆ:大さじ1
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 塩:小さじ1/3
【作り方】
- 里芋の下ごしらえ
里芋は上下を切り落とし、1個ずつラップで包みます。これを600wの電子レンジで5~6分加熱します。
加熱後、竹串を刺してスーッと通るようであれば火が通ったサインです。
加熱が終わったら水につけて冷まし、ラップを外して皮を剥きましょう。 - 里芋を潰す
冷ました里芋をまな板に並べ、上からラップをしてからボウルの底などで軽く潰します。
※潰しすぎず、少し形が残る程度にするのがポイントです。 - 野菜の下準備
大根は薄いいちょう切り、にんじんは薄い半月切りにカットします。
※野菜は薄く切ることで、火の通りが良くなり短時間で煮込めます。 - 煮汁を作る
鍋にかつおだし(400cc)、酒(大さじ1)、みりん(大さじ1)を入れて中強火にかけます。
沸いてきたら塩(小さじ1/3)と薄口しょうゆ(大さじ1)を加え、さらに1分煮ます。 - 具材を煮る
煮汁に、準備した里芋と大根・にんじんを加え、蓋をして中火で4分煮ます。
※煮込むことで、里芋がだしの旨味を吸い込み、ほっくりとした食感に仕上がります。 - 仕上げ
4分煮込んだら火を止め、器に盛りつけて完成です。
お好みで小ねぎを散らすと、彩りも良くなり、風味が増します。
里芋汁をさらに美味しく作るコツ
- 里芋の下処理:レンジで加熱する際、里芋のサイズに応じて加熱時間を調整してください。大きめの里芋を使う場合は、時間を1~2分追加することをおすすめします。
- 潰し加減:里芋は完全に潰さず、少し食感を残すことで、汁にしたときに異なる食感を楽しめます。
- かつおだしの選び方:自家製のだしを使うとより風味が引き立ちますが、市販のだしを使用する場合でもしっかりと煮立てて香りを引き出すと良いでしょう。
まとめ:秋の味覚を満喫する和定食を楽しもう!
今回の『男子ごはん』では、秋の旬の食材を活かした和定食が紹介されました。メインディッシュの「豚肉と舞茸のソテーガーリックポン酢ソース」は、豚肉と舞茸の相性が抜群で、食欲をそそる一品です。さらに、レンコンと小松菜のサッと炒めや、身体を温める里芋汁といった副菜も、バランスの取れた和定食を完成させています。
この記事で紹介した仮のレシピを参考に、ぜひご家庭でも秋の味覚を満喫してみてください。簡単に作れるレシピでありながら、旬の食材を活かした料理は、食卓を豊かに彩ってくれることでしょう。
読者の皆さんへ
今回ご紹介した秋の和定食について、気になる点や作ってみた感想があれば、ぜひコメント欄で教えてください!また、作ってみた料理の写真もお待ちしています。特に気に入ったメニューや、アレンジ方法などがあればぜひシェアして、みなさんで一緒に楽しんでいきましょう!
次回の『男子ごはん』も秋の味覚をテーマに、2週連続で放送されるので、ぜひお楽しみに!
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