62歳の石原良純が挑む富士山登頂!
2024年9月20日に放送された「ザワつく!金曜出張所」では、石原良純さんが62歳にして富士山の山頂を目指す壮大な挑戦が取り上げられました。今年は特に新しい入山規制が導入され、登山者のルールや環境が大きく変わった年でもあり、番組ではこの変化を徹底的に調査しています。
ハイライト
- 2024年の新入山規制:今年から導入された入山料やリストバンド制度、登山者数制限がどのように富士山登山に影響しているのかを解説。
- 石原良純の62歳での挑戦:過去に10回以上登頂経験のある石原良純が、今年も再び頂上を目指す。
- 最高齢登山者との出会い:98歳の佐川トメさん親子が挑む富士山登頂への壮大な挑戦に密着。
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富士山の新入山規制とは?2024年からの変化
2024年、富士山の登山において新たに入山規制が導入されました。これまで自由に入山できていた富士山も、観光客の増加や自然環境保護の観点から、一定の規制が必要となり、今年から登山者は入山料を支払い、証明となるリストバンドを着用することが義務付けられました。
特に登山者の多い「吉田ルート」では、1日あたり4000人までに登山者数が制限されています。これにより、登山道の過密化を防ぎ、自然環境を守ると同時に、夜間の「弾丸登山」を防止する目的も含まれています。
登山ルールの厳格化
富士山では、夜間に無理な登山を行う「弾丸登山」が以前から問題視されてきましたが、今回の入山規制によりその危険性が大幅に軽減されています。富士山頂での事故や高山病のリスクを抑えるため、今回の規制はより安全な登山環境を提供しています。
また、登山者の間では新しいリストバンド制度が話題となっており、登山者全員がリストバンドを着用しないと登山道に入れないため、しっかりと事前準備を行う必要があります。
石原良純、62歳で富士山頂に挑む!これまでの経験と10度目の登頂
番組のメインテーマでもある「石原良純の富士山挑戦」は、62歳にして10回目の富士山登頂を目指すというものでした。これまでに9回もの富士山登頂を果たしてきた石原さんですが、今回もガイドの武内さんとともに、5合目から山頂までの長い道のりを挑戦しました。
富士山の登山において重要なのは、無理せず「ゆっくり登る」ことです。特に高齢者や体力に自信のない方にとって、急激なペースでの登山は高山病のリスクを高めるため、しっかりと休憩を取りながら登ることが推奨されています。
富士山の7合目〜8合目の難所
富士山登山で最も難しいとされるのが、7合目から8合目にかけての急勾配の岩場です。ここは登山者にとって一つの大きな壁であり、過去に多くの登山者が苦戦してきた場所です。石原さんもこの難所に挑みましたが、長年の経験とガイドのサポートにより、見事にクリア。出発から約5時間半で8合目の山小屋「白雲荘」に到着しました。
ここで一泊し、翌朝のご来光を目指すスケジュールを組みましたが、富士山頂でのご来光を拝むには、午前2時前に出発する必要があるため、石原さんは午前3時30分に出発。最終的に富士山頂に到着し、「久須志神社」に参拝することができました。
98歳の最高齢登山者・佐川トメさん親子との感動的な出会い
富士山登山の中で、特に感動的だったのが98歳の佐川トメさんとその息子・梅之亮さんとの出会いです。トメさんは88歳の時に大病を患い、その際に富士山登頂を夢見て以来、毎年富士山登山に挑戦してきました。
彼女の夢は、息子とともに富士山頂に到達すること。今回の挑戦は、6泊7日かけてゆっくりと富士山を登るというもので、毎日少しずつ標高を上げながら体力を温存して登っていきました。
トメさんの登山の詳細
登山の途中、標高2780mの新7合目の山小屋でトメさん親子が到着すると、周囲の登山者たちから温かい声援が送られ、記念撮影が行われる場面もありました。山小屋での休憩中、トメさんは若い頃に覚えた百人一首を詠みながら体を休め、翌日の登山に備えました。
最終的に、98歳という年齢ながらも無事に富士山頂に到達したトメさんは、周囲の登山者たちから大きな拍手で迎えられ、高齢者登拝者名簿にも記帳することができました。
フランスからの登山者が富士山頂で「おにぎり」を堪能
今回の富士山登山では、世界中から多くの観光客が訪れており、9合目ではフランスから来た2人組の登山者に出会いました。彼らの目的は、富士山頂で日本のおにぎりを食べること。
パリではおにぎりがブームとなっており、彼らは持参した6個のおにぎりを富士山の火口で楽しみました。この2人の登山者は通常の登山スピードよりもはるかに速く、9合目から山頂までの道のりをわずか40分で登り切りました。彼らはサーモンおにぎりやツナおにぎりを堪能し、日本の食文化を富士山で体感していました。
日本一高い場所にある「富士山頂郵便局」の魅力
富士山頂には、富士山ならではの名物「富士山頂郵便局」があります。この郵便局は、日本で最も高い場所に位置しており、登山者の多くがここでしか手に入らない特別な登山証明書やポストカードを購入し、手紙を送ることを楽しみにしています。
この郵便局で押してもらえる消印は、他では手に入らない特別なもので、登山者たちは記念に手紙を送ることが習慣となっています。富士山頂郵便局は、富士山登頂の一つの目的として多くの登山者に愛されています。
石原良純、富士山頂で「ドローンおじさん」との再会
富士山頂では、石原さんが過去に注意した「ドローンおじさん」に再会しました。数年前、富士山ではドローンを飛ばす外国人登山者が増え、トラブルとなっていましたが、今年は入山規制の影響もあり、そのような迷惑行為が大幅に減少したと報告されています。
石原さんは富士山の絶景ポイントでドローンの飛行が減ったことに安堵しつつ、富士山の美しさと静けさを再確認しました。
まとめ:新しい規制の中で挑む登山者たちの奮闘と感動
今回の「ザワつく!金曜出張所」では、62歳の石原良純さんの富士山挑戦や、98歳の佐川トメさん親子の感動的なエピソードを通して、富士山登山の厳しさとその魅力が存分に伝えられました。
2024年から始まった新たな入山規制や、富士山の名所である富士山頂郵便局、富士山で出会った外国人登山者たちのエピソードなど、富士山登山の最新情報も豊富に含まれており、これから富士山に挑戦したいと考えている人にとって、非常に役立つ内容となっています。
記事のポイント
- 2024年の新入山規制:入山料やリストバンドの制度により、登山道へのアクセスが制限され、登山の安全性が向上。
- 98歳の最高齢登山者:佐川トメさん親子の感動的な挑戦が、富士山登山の持つ深い意義を示す。
- 富士山頂郵便局:日本で最も高い場所にある郵便局での特別な消印と登山証明書が人気。
この番組を通して、富士山登山のリアルな現場を知り、新しいルールやマナーを守りながら、安全に楽しむための知識を深めてください。
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