なぜ外国人が日本のカレーパンに夢中になるのか?その理由を徹底解剖!
2024年9月13日放送の「ZIP!」では、日本のカレーパンが外国人観光客の間で大人気となっている驚きの理由が特集されました。約90年続く伝統的なカレーパンの味はもちろんのこと、手軽に購入できるコンビニのカレーパンや揚げたてのカレーパンまで、様々な側面からその魅力が紹介されました。
日本に訪れる外国人にとってカレーパンは、新鮮でありながらも親しみやすい存在。その理由を探るため、渋谷や浅草といった東京の観光地を舞台に、外国人観光客たちの反応を徹底調査しました。カレーパンが外国人を惹きつける秘密を掘り下げ、その魅力を細かく分析していきます。
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日本のカレーパンを徹底調査!観光地に専門店続々!
カレーパンの元祖から進化したカレーパンまで!
なぜ外国人に人気なのかその理由を解き明かします!⏰あさ7時15分ごろです!#ZIP!🤲🏻💕 pic.twitter.com/0au9rBw2pj
— ZIP! 【公式】 (@ZIP_TV) September 12, 2024
渋谷の外国人が驚いた!コンビニで手軽に買えるカレーパンの魅力
まず最初に焦点を当てたのは、東京・渋谷でのカレーパン調査です。カレーパンは、日本のコンビニで手軽に購入できるという点が大きな魅力の一つとなっています。アメリカ、スウェーデン、ポーランド、ロシアなど、多くの国から訪れた観光客が、日本のコンビニのカレーパンを初めて体験し、その簡便さと味わいに驚いていました。
特にコンビニのカレーパンは、すぐに購入できる便利さが評価され、食文化の異なる外国人にとっては新しい味覚の発見ともなっています。旅の途中で手軽に楽しめるカレーパンは、観光客にとって日本ならではの軽食として大きな人気を集めています。
外国人観光客にカレーパンをプレゼントすると、その場で「おいしい!」と感激の声が上がり、日本の食文化の一端に触れる良い機会となっているようです。コンビニエンスストアが発信する日本の独自フード文化は、まさに外国人にとってもアクセスしやすい形で展開されていると言えるでしょう。
専門店のカレーパンに魅了される!「Giraffa浅草店」と欧米でのカツカレー人気
次に注目されたのは、東京・浅草に位置するカレーパン専門店「Giraffa浅草店」です。このお店の看板メニュー「ジラッファのカレーパン」(450円)は、カレーとチーズが絶妙に絡み合い、サクサクとろとろの食感が特徴です。この一品は、外国人観光客の間で特に話題になっており、欧米で人気のカツカレーとも共通点があるとされています。
ここで特に注目されたのは、欧米諸国、特にイギリスでのカツカレーの大流行です。カツカレーは日本独自の料理としても知られていますが、イギリスの飲食店では、なんと1日に約1万食も売れるほどの人気を誇っています。欧米の食文化に根付いたカツカレーのサクサク感と、日本のカレーパンの食感が絶妙にマッチし、外国人観光客に新しい体験を提供しているのです。
「Giraffa浅草店」のカレーパンは、カレーの旨味とチーズのクリーミーさが特徴で、これが外国人にも高く評価されています。カツカレーという日本の代表的な食文化が、カレーパンという形でさらに進化し、世界中の人々を魅了しているのです。
カレーパンの魅力は「揚げたてアツアツ」!専門店のこだわりが光る
外国人観光客がカレーパンに驚く理由の一つに、「揚げたてアツアツ」のカレーパンが挙げられます。通常のパン屋では、揚げたてのカレーパンに出会う機会は少ないものの、近年では観光地にカレーパン専門店が続々とオープンし、そのほとんどが揚げたてのカレーパンを売りにしています。
例えば、東京・浅草の「小麦の奴隷 浅草店」では、注文の際にトッピングを自由に選び、その場で具材を詰めて揚げる「カスタムカレーパン」(650円)が人気を集めています。具材には、モッツァレラチーズやベーコン、ほうれん草など、バリエーション豊富なトッピングが揃っており、出来立てをその場で楽しむことができます。
この揚げたてのカレーパンが外国人にとって非常に新鮮な体験であり、その場で熱々の状態で提供されることで、カレーパンの美味しさが最大限に引き立てられています。観光地で揚げたてのカレーパンを楽しむ外国人たちは、そのボリューム感と食感に驚きつつ、日本の食文化にさらに魅了されていきます。
カレーパンとキャラクター文化の融合!「カレーパンマン」に対する外国人の反応
「ZIP!」では、日本のカレーパン文化が子供向けキャラクター「それいけ!アンパンマン」の一部にも組み込まれていることが紹介されました。特に、「カレーパンマン」というキャラクターが登場することが、外国人にとってユニークな日本文化の一端として興味を引いています。
ドイツからの観光客の女性は、コンビニでカレーパンを3個も食べたことがあるほどのカレーパンファン。そんな彼女に「カレーパンマン」の必殺技を見せたところ、ポルトガルからの男性は「僕ならカレーを食べちゃうね」と笑顔で答えました。
このように、カレーパンは食べ物としてだけでなく、日本のアニメ文化やキャラクターとの関連も楽しんでいる外国人が多く、日本の食文化とポップカルチャーの融合が新しい形で広がりを見せています。
高級カレーパンで贅沢気分!「CRAFT CURRY BROTHERS」の黒毛和牛プレミアムカレーパン
カレーパンの多様なバリエーションの中でも、特に外国人観光客の注目を集めているのが、東京・築地にある「CRAFT CURRY BROTHERS 築地店」で提供されている「黒毛和牛プレミアムカレーパン」(1500円)です。このカレーパンは、その名の通り黒毛和牛を贅沢に使用しており、カップに入った状態で提供されるため、歩きながらでも楽しめるという点が観光客にとって大きな魅力となっています。
「CRAFT CURRY BROTHERS 渋谷店」がプロデュースしているこのカレーパンは、カレーの味に徹底的にこだわっており、本格的なカレーをカレーパンという形で気軽に楽しむことができます。高級感溢れるこの一品は、まさに贅沢なカレーパン体験を提供しており、外国人にとっても特別な食体験となっています。
カレーパンの誕生秘話!「Cattlea」と「デンマークベーカリー」の歴史
最後に取り上げられたのは、カレーパンの誕生についてです。日本カレーパン協会のやすひさ理事長によると、カレーパンの発祥には複数の説があるものの、最も有力なのは東京・江東区にある「Cattlea(カトレア)」が元祖とされています。1927年に、2代目当主が「洋食パン」として登録したものが、現在のカレーパンのルーツとされており、その歴史は90年以上に渡ります。
また、同時期に東京・練馬区にある「デンマークベーカリー」でもカレーパンが誕生し、初代店主のひらめきから「とんかつをヒントにしたカレーパン」が生まれました。このとんかつをベースにしたカレーパンは、具材にゆで卵が入っており、外国人観光客からも人気を集めています。
カレーパンの誕生秘話を通じて、日本の食文化がどのように進化してきたのかが垣間見え、その背景を知ることで外国人たちもさらに興味を深めていく様子が伺えました。
まとめ:日本のカレーパン文化が世界に広がる理由
今回の「ZIP!」特集を通じて、日本のカレーパンがどれほど多くの外国人観光客に愛され、驚かれているかが明らかになりました。コンビニで手軽に買えるカレーパンから、専門店で提供される揚げたてアツアツのカレーパンまで、そのバリエーションと美味しさが外国人の心を掴んでいます。
さらに、カレーパンの誕生秘話や、日本のアニメキャラクター「カレーパンマン」との関連性など、食文化だけでなく日本のポップカルチャーとも繋がりを持つカレーパンは、単なる「食べ物」を超えた存在として注目を集めています。
今後も、カレーパンは世界中でその人気を広げ、日本食文化の新しいアイコンとして発展していくことでしょう。
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