【人生の楽園】40年来の親友が挑む！神奈川・海老名市「楽菜ファーム」で育む第2の人生と40種の新鮮野菜｜2024年9月14日

40年来の親友が挑む農業生活！神奈川県海老名市「楽菜ファーム」

2024年9月14日放送の「人生の楽園」では、神奈川県海老名市で農業を営む池田さんと栗田さんが特集されました。彼らは元同僚であり、40年来の親友。IT企業で働いていた2人が、40代を迎えた時に新たな挑戦として選んだのは「農業」。彼らが営む「楽菜ファーム」では、年間40種類もの野菜が栽培され、地域の人々に新鮮な野菜を提供しています。今回は、2人の挑戦と絆、そして楽菜ファームの成長の軌跡を詳しくご紹介します。

【人生の楽園】埼玉・東松山市「寿や」長嶋さんの思い出メンチサンドが話題！昭和の懐かしさ溢れるサンドイッチ店

親友2人の絆が築いた「楽菜ファーム」の始まり

「楽菜ファーム」を営む池田さんと栗田さんは、IT企業で働いていた同僚であり、40年以上にわたる親友です。秦野市出身の池田さんは高校卒業後にIT企業に就職し、そこで出会ったのが栗田さんでした。お互いに信頼し合い、長年一緒に働いてきた2人は、仕事だけでなくプライベートでも家族ぐるみの付き合いをしてきました。

彼らの関係は退職後も続き、40代になって人生の第2幕を迎えることを意識し始めたとき、2人は一緒に何か新しいことを始めたいと考えました。その結果、選んだのが「農業」。仕事での忙しい日々を過ごしていた2人にとって、土と触れ合いながら自然の中で働く農業は、非常に魅力的な選択肢でした。

農業への挑戦は失敗からのスタート

2人が最初に手を出したのは、小さな家庭菜園。しかし、農業に関する知識がほとんどなかった彼らは、何度も失敗を繰り返しました。天候の影響、土壌の管理、病害虫の発生など、農業が思った以上に複雑であることを痛感し、最初は思うように成果を上げることができませんでした。

それでも、失敗から学ぶことを恐れず、試行錯誤を続けた2人。特に池田さんは、より本格的に農業を学びたいという思いから農業大学校に入学し、プロの農業者としてのスキルを身につけました。農業大学校で得た知識と技術を実践することで、徐々に手応えを感じるようになり、ついに家庭菜園から一歩踏み出して、本格的な農業を始めることを決意しました。

「楽菜ファーム」の設立と成長

2021年、ついに池田さんは会社を退職し、栗田さんと共に「楽菜ファーム」を立ち上げました。2人が借りた農地は広大で、そこでオクラやナス、キャベツ、ピーマンなど、年間40種類もの野菜を栽培しています。農業を始めた当初は、さまざまな課題に直面しましたが、2人の経験と絆がその困難を乗り越える支えとなりました。

「楽菜ファーム」では、特に土壌づくりに力を入れており、ソルゴーという植物を育てて肥料として使用しています。これにより、土壌の栄養バランスを保ち、野菜の品質を高めることに成功しました。栽培する野菜はすべて無農薬で栽培されており、地元で採れた新鮮な野菜を安心して提供しています。

彼らの野菜は、地元のファーマーズマーケット「わいわい市」や、カフェ「2343 DEPARTMENT」などに納品され、地域の住民からも大変好評です。特に、彼らの農園で収穫された新鮮なピーマンやナスは、香りや風味が豊かで、農薬を使わない安心感からも多くの支持を得ています。

農業の恩師「NO-RA ～農楽～」との出会い

農業に取り組む中で、2人にとって大きな転機となったのが、恩師である「NO-RA ～農楽～」の千葉さんとの出会いでした。千葉さんは、2人の農業生活において重要な存在であり、彼らに農業のノウハウや指導を行い、アドバイスを提供してくれる大切なパートナーです。

今回の放送では、2人が自分たちで育てたピーマンを千葉さんに届け、その味を確認してもらう場面が描かれました。千葉さんから「美味しい」との評価をもらい、2人は自信を深め、今後の農業へのモチベーションをさらに高めました。こうした恩師とのつながりが、2人の農業を支え、より高い品質の野菜を作り上げる原動力となっています。

日々の農作業と仲良し2人のリラックスタイム

「楽菜ファーム」の日々の作業は決して楽なものではありません。朝早くから畑に出て、野菜の手入れや収穫、土壌管理、そして市場やカフェへの納品など、忙しいスケジュールが続きます。それでも2人は、農業に対する情熱を持ち続け、常にポジティブな姿勢で取り組んでいます。

そんな彼らが楽しむのが、仕事が終わった後のバーベキュー。作業場の脇に設けたスペースで、自分たちが育てた新鮮な野菜を使ってバーベキューを楽しむのが、彼らの日課となっています。仲良しの2人だからこそ、仕事も楽しさも共有し、農業生活を充実したものにしています。

仕事の後のバーベキューでは、お互いの今日の作業について語り合いながら、リラックスした時間を過ごします。こうした何気ない日常が、2人にとっての「人生の楽園」となっているのです。

まとめ：親友2人で築いた「楽菜ファーム」の未来

今回の「人生の楽園」では、神奈川県海老名市で農業を営む池田さんと栗田さんの挑戦と成功が紹介されました。IT企業で働いていた元同僚の2人が、第2の人生として選んだ農業。失敗を繰り返しながらも、農業大学校で学んだ知識や恩師の支えを得て、ついに「楽菜ファーム」を立ち上げるに至りました。

年間40種類もの野菜を栽培する農園は、地元住民からも高い評価を得ており、彼らの作る野菜は地域のカフェや市場で愛されています。親友同士だからこそ築ける信頼関係と、共に農業に取り組む情熱が、「楽菜ファーム」の成長を支えています。

これからも彼らの農園は、地域に新鮮で安心な野菜を提供し続け、さらに多くの人々に愛される存在となっていくことでしょう。親友2人の絆が生み出す「楽菜ファーム」の未来に期待が高まります。