手軽に作れる秋さけのピーマンあんかけなど、家庭で和食を楽しむ3品
9月9日(月)に放送される『きょうの料理』では、秋の訪れを感じさせる旬の食材を使った簡単かつ美味しいおそうざいが特集されます。今回の放送では、秋の味覚をふんだんに取り入れた「秋さけのピーマンあんかけ」をはじめ、母の味をアレンジした「炊き込まない五目ご飯」、そして新しいおから料理「ごぼうと豚ひき肉の塩おから」が紹介される予定です。
これらのレシピは、手軽に作れるのに加え、栄養バランスも考慮されており、家族みんなで楽しめる一皿ばかりです。特に「秋さけのピーマンあんかけ」は、だしを使わずに仕上げるため、時間をかけずにサッと作れるのが魅力です。忙しい日でも、秋の味覚を満喫できるレシピとなっています。
放送後にはさらに詳細な情報をお届けする予定です。
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秋の訪れを感じる「秋さけのピーマンあんかけ」〜シンプルなのに深い味わい〜
秋の味覚といえば、まず思い浮かぶのが秋さけ。今回のレシピでは、この秋さけを使ったシンプルながら奥深い味わいの「ピーマンあんかけ」が登場します。料理のポイントは、ピーマンを細切りにして、片栗粉で作るあんに絡めることで、サケの旨味を引き立てながらも、ピーマンのシャキッとした食感を楽しめる一品に仕上げることです。
レシピ詳細:秋さけのピーマンあんかけ
- 調理時間:20分
- エネルギー:200kcal
- 塩分:2.2g
材料(2人分):
- 生ざけ切り身 2切れ(160~200g)
- ピーマン(大)1個(45g)
- だし カップ3/4
- うす口しょうゆ 小さじ2
- みりん 小さじ2
- 塩 少々
- 米粉または小麦粉 大さじ1
- しょうが(すりおろし) 少々
- 塩・こしょう 少々
- 米油 大さじ1
- 片栗粉 大さじ1.5〜2
- 水 大さじ1.5〜2
作り方:
- 下ごしらえ: ピーマンはヘタと種を取り除き、縦に4等分に切ってから細切りにします。生ざけは皮と骨を取り除いて3等分に切り、塩小さじ1/4とこしょう少々をふり、米粉をまぶしておきます。
- サケを焼く: フライパンに米油大さじ1を入れ、中火で熱します。さけを両面こんがりと焼き、外はカリッと中はふっくら仕上げます。
- ピーマンあんを作る: 片栗粉と水を同量で溶き、小鍋にだし、うす口しょうゆ、みりん、塩を入れて中火で沸かします。そこに水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、とろみをつけます。最後にピーマンを加え、さっと火を通し、あんを仕上げます。
- 仕上げ: 焼いたさけをお皿に盛り、上からピーマンあんをかけ、すりおろしたしょうがをのせて完成です。しょうがの風味がさけとピーマンの優しい味を一層引き立てます。
このレシピは、出汁を使わずに作れるため、調理時間が短縮でき、忙しい日でもサッと作れる点が魅力です。また、ピーマンのシャキシャキ感とサケの香ばしさが絶妙に絡み合う、食べ応えのある一皿となっています。
母直伝!炊き込まない五目ご飯〜鶏と野菜の旨味を引き出す混ぜご飯〜
次に紹介されるのは、「炊き込まない五目ご飯」です。通常の炊き込みご飯とは異なり、具材を煮込んでからご飯に混ぜ込むスタイルのこのレシピは、手軽に作れて、鶏肉や野菜の旨味がしっかりとご飯に絡む一品です。
特にこのレシピは、家庭の食卓でよく作られてきた母の味をベースにアレンジしているため、どこか懐かしくも新しい味わいが特徴です。鶏肉、にんじん、ごぼう、しいたけなど、栄養バランスも抜群で、子どもからシニアまで幅広く楽しめるのがポイントです。
材料(4人分)(仮)
- 鶏もも肉:200g
- にんじん:1/2本
- ごぼう:1/2本
- しいたけ:2個
- 油揚げ:1枚
- だし:200ml
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
- ご飯:3合分(炊いたもの)
作り方
- 下準備
- 鶏もも肉を一口大に切り、にんじんは細切り、ごぼうはささがきにして水にさらします。
- しいたけは薄切りにし、油揚げは短冊切りにします。
- 具材を煮る
- フライパンにだし、醤油、みりん、砂糖を入れて火にかけます。煮立ったら鶏もも肉、にんじん、ごぼう、しいたけ、油揚げを加え、中火で10分ほど煮込みます。
- 混ぜご飯に仕上げる
- 炊きたてのご飯に煮た具材を加え、全体をよく混ぜ合わせます。煮汁もしっかりとご飯に吸わせて完成です。
ポイント
- 炊き込まずに具材を別で煮るため、具材の風味がしっかりと生きて、ご飯がふっくら仕上がります。
- 煮込むことで、鶏肉と野菜の旨味がしっかりとご飯にしみ込みます。
新感覚!ごぼうと豚ひき肉の塩おから〜中国料理をアレンジしたヘルシーレシピ〜
最後に紹介されるのは「ごぼうと豚ひき肉の塩おから」。このレシピは、林亮平さんが中国で出会った料理をアレンジして考案したものです。おからという和食の定番食材をベースにしながら、塩味を効かせた新しい風味が楽しめる一品となっています。
おからは低カロリーで栄養価も高く、食物繊維が豊富なため、健康志向の方にもぴったり。ごぼうのシャキシャキ感と豚ひき肉の旨味が、おからのやわらかい食感と見事に調和し、まさに新しいおから料理といえるでしょう。
材料(4人分)(仮)
- おから:200g
- 豚ひき肉:150g
- ごぼう:1/2本
- にんにく:1片(みじん切り)
- 長ねぎ:1/2本(みじん切り)
- 塩:小さじ1
- 醤油:小さじ1
- ごま油:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 水:200ml
作り方
- ごぼうの下準備
- ごぼうをささがきにして、水にさらしてアクを抜きます。
- 豚ひき肉を炒める
- フライパンにごま油を熱し、にんにくと長ねぎを炒めて香りを立たせます。次に豚ひき肉を加えて炒め、酒を加えてさらに炒めます。
- ごぼうとおからを加える
- ごぼうを加えてさっと炒めた後、水を加えて軽く煮ます。おからを加え、塩と醤油で味を調えながら炒め煮にします。水分が飛んでしっとりと仕上がるまで、弱火で煮詰めます。
- 仕上げ
- 水分がなくなり、おからがしっとりとしたら完成です。
ポイント
- おからは低カロリーかつ高繊維で、ボリューム感がありつつヘルシーな仕上がり。
- ごぼうのシャキシャキ感と豚ひき肉の旨味が絶妙に調和します。
秋の食材を活かした家庭料理の魅力
今回の『きょうの料理』では、秋さけ、ピーマン、ごぼうといった秋の味覚を最大限に活かしたレシピが紹介されます。これらのレシピは、どれも手軽に作れて、家庭で手軽に和食を楽しめる点が魅力です。また、だしを使わない「あんかけ」や、「炊き込まない」五目ご飯など、少しひと工夫された調理法が紹介されているので、料理のバリエーションが広がること間違いなしです。
さらに、おからを使った新感覚の料理も取り入れているため、和食の幅が広がるのはもちろん、健康的な食卓作りにも役立ちます。
まとめ:秋の味覚で食卓を豊かに
今回放送される『きょうの料理』では、秋の味覚をふんだんに使った3品が紹介されます。「秋さけのピーマンあんかけ」では、手軽に作れるのに深い味わいが楽しめ、「炊き込まない五目ご飯」では具材の旨味を存分に味わえます。また、新しいおから料理「ごぼうと豚ひき肉の塩おから」は、ヘルシーでありながら食べ応えのある一品です。
放送後には、さらに詳細なレシピや調理のポイントをお届けしますので、お楽しみに!
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