驚きのご当地アイス!「ブラボーアイス」と「ジャムモナカ」などを徹底調査【ZIP!】
日本テレビの朝の人気情報番組『ZIP!』で放送された特集「知らないの!?地元で有名 東京になくて驚いたアイス」では、東京では手に入らない、地方で愛され続けているご当地アイスが紹介されました。東京に住む地方出身者が地元の味を懐かしみ、そして驚きを隠せなかったこれらのアイスは、それぞれの地域で長年愛され続けているものばかり。この記事では、福岡、青森、大阪、鹿児島、高知といった地域ごとのユニークなアイスを一つ一つ深堀りし、その歴史や特徴、さらにはその地域の文化との関わりまで詳しく解説していきます。これを読めば、あなたも地方のアイスに興味が湧くこと間違いなしです。
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地元で40年以上愛される福岡の「おとぼけくん」
福岡県の名物アイス「おとぼけくん」
福岡県で40年以上にわたり愛され続けている「おとぼけくん」は、他にはないユニークなチューブタイプのアイスです。このアイスの最大の特徴は、そのシャリシャリとした独特の食感。名前の由来も、「とぼけた」食感から来ており、シャリシャリ感が新鮮で珍しかった当時、その風変わりな触感にちなんで名付けられました。
「おとぼけくん」のキャラクターは、アイスにまたがり指を加える可愛いデザインが施され、福岡県民の心に長く残る存在となっています。このキャラクターは福岡の夏の風物詩とも言えるほどの人気を誇り、多くの地元出身者が東京で「おとぼけくん」を探しても見つからず、その存在感を再認識させられたことでしょう。
さらに、地元の人々にとって「おとぼけくん」はただのアイスではなく、夏の思い出や懐かしい故郷の味を象徴する一品です。特に夏休みの時期になると、子供たちが友達と一緒に「おとぼけくん」を片手に涼をとる姿が思い浮かびます。
- ポイント: シャリシャリ感がたまらない「おとぼけくん」は、地元の夏の風物詩として愛され続けています。
青森の巨大アイス「ジャンボアイス」の魅力
青森県の「ジャンボアイス」、その圧倒的ボリュームと味わいとは?
青森県で広く親しまれている「ジャンボアイス」は、その名の通り、巨大なサイズが特徴的なアイスです。通常のアイスとは一線を画すボリューム感が、特に夏の青森で人気を博しています。このアイスの重さはなんと840グラム。これはまさに「ジャンボ」という名前にふさわしいサイズです。
味のバリエーションも豊富で、リンゴ、メロン、ブルーハワイなど、地元の味を楽しめるラインナップが揃っています。青森県はリンゴの産地として有名であり、特にリンゴ味のジャンボアイスは地元民にとって特別な味です。店頭ではコーンに乗せて提供されるのが一般的ですが、地元の家庭では、ハンマーで豪快に砕いてからお玉ですくい、グラスに盛り付けるという独特のスタイルで楽しむこともあります。
さらに、このジャンボアイスを使った「コーヒーフロート風 ジャンボアイス」は、地元での新しい定番となっており、ブラックコーヒーとアイスの爽やかな甘さが絶妙にマッチします。
- ポイント: 一家で楽しめる「ジャンボアイス」は、青森の夏を象徴するスイーツ。シャリシャリとした食感と爽やかな甘さが魅力です。
大阪の斜め棒アイス「北極アイス」の秘密
大阪発!「北極アイス」の斜め棒の秘密とその歴史
大阪・ミナミにあるアイス店「北極」が提供する「北極アイスキャンディー」は、約80年前に誕生し、その斜めに刺さった棒が特徴のアイスキャンディーです。この棒の斜め刺しは、単なるデザインではなく、科学的な理由に基づいています。
通常のアイスキャンディーは、棒が真っ直ぐ刺さっているのが一般的ですが、北極アイスでは棒を斜めに刺すことで、アイスが重力に対して接触する面積を増やし、安定性を高める効果があります。このような細部へのこだわりが、長年にわたり愛され続ける理由の一つです。
さらに、棒を斜めに刺す工程は全て手作業で行われており、一本一本、職人の手で丁寧に15度の角度で刺されるという徹底ぶり。このような手作業による精緻な職人技が、北極アイスの味わいと品質を支えています。
大阪の暑い夏の日には、この「北極アイス」を片手に涼をとるのが定番となっており、そのレトロなパッケージデザインもまた、多くの人々に愛され続けています。
- ポイント: 職人の手作業で作られる「北極アイス」は、斜めに刺さった棒が特徴的。そのこだわりが長年の人気の秘密です。
鹿児島の「ジャムモナカ」に隠された秘密
鹿児島県の懐かしの味「ジャムモナカ」、その赤いリンゴジャムの秘密
鹿児島県出身者にとって、懐かしさを感じさせる「ジャムモナカ」は、見た目も味わいも独特なアイスモナカです。このアイスの最大の特徴は、鮮やかな赤いリンゴジャムが詰まっていることです。普通のジャムモナカと言えばイチゴジャムを思い浮かべますが、鹿児島のこのアイスはリンゴ味。これは、昔、鹿児島県の学校給食で赤いリンゴジャムが定番だったことに由来しています。
「ジャムモナカ」の赤いリンゴジャムは、創業当時から変わらないレシピで作られており、その見た目のインパクトと甘酸っぱい味わいが、地元の人々に愛され続けています。このジャムモナカは、ただ美味しいだけでなく、地元の伝統や文化を次世代に伝える役割も果たしていると言えるでしょう。
また、地元のスーパーやコンビニエンスストアでは、この「ジャムモナカ」が定番商品として棚に並んでおり、多くの県民に日常的に親しまれています。懐かしい味を求めて、県外から訪れる観光客も多いのが特徴です。
- ポイント: 鹿児島の伝統を守り続ける「ジャムモナカ」は、見た目の鮮やかさと懐かしさが詰まったアイスです。
高知の「ブラボーアイス」で当たりを狙え!
高知県発の「ブラボーアイス」、その楽しみ方と昭和の香り
高知県で昭和40年代から愛され続けている「ブラボーアイス」は、ただのアイスではありません。このアイスの魅力は、なんといっても「当たり付き」の楽しみがあること。パッケージにはロボットと3本のアイスが描かれ、当たりが出ると無料で3本もらえるという驚きのサービスが特徴です。
「ブラボーアイス」は、地元の子供たちに喜んでもらいたいという思いから開発され、当時としては珍しかった「当たり付きアイス」というアイデアで人気を集めました。昭和の香りが漂うこのアイスは、今もなお地元の子供たちに愛され続け、特に「777」の当たりを狙って購入する人が後を絶ちません。
東京のアンテナショップ「まるごと高知」でも購入できるこの「ブラボーアイス」は、地元を離れた高知県出身者にとって懐かしさを感じさせる一品です。番組では、スタッフが「777」の当たりを狙って挑戦しましたが、残念ながらその場では当たりは出ませんでした。横畠冷菓の横畠さんによれば、当たりが出る確率は非公開とのことですが、基本的には50本に1本ぐらいの割合で当たると言われています。
- ポイント: 高知の昭和を感じさせる「ブラボーアイス」で、運試しのドキドキを楽しんでみてください。
まとめ
『ZIP!』で紹介された地方限定アイス特集では、福岡、青森、大阪、鹿児島、高知と、それぞれの地域で愛され続けるユニークなアイスが登場しました。東京では手に入らないこれらのアイスは、それぞれの地域の文化や歴史を反映しており、地元の人々にとって欠かせない存在となっています。
福岡の「おとぼけくん」は、シャリシャリとした独特の食感が魅力で、地元の夏を象徴するアイスです。青森の「ジャンボアイス」は、圧倒的なボリュームと爽やかな味わいで、多くの県民に愛されています。大阪の「北極アイス」は、職人技が光る斜め棒が特徴で、長年にわたり親しまれています。鹿児島の「ジャムモナカ」は、懐かしい赤いリンゴジャムが詰まったアイスで、地元の伝統を守り続けています。そして、高知の「ブラボーアイス」は、当たり付きの楽しみがあり、昭和の香りを感じさせる一品です。
これらのアイスは、地元でしか味わえない特別なスイーツであり、旅行や帰省の際にはぜひ試してみてください。地方のアイスを楽しむことで、その地域の文化や歴史にも触れることができ、あなたの旅がより豊かになることでしょう。
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