【ぶらり途中下車の旅】東京さくらトラムで巡る桜とレトロスポット|花見と観光を楽しむ春の散策ガイド

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桜とレトロが織りなす東京さくらトラムの魅力

8月10日放送のぶらり途中下車の旅で『東京さくらトラム』が登場しました。

東京都内で唯一運行されている路面電車「東京さくらトラム」(都電荒川線)は、都市の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を楽しむことができる魅力的な交通手段です。このトラムは、三ノ輪橋から早稲田までの12.2キロメートルを結び、30の停留場を通じて、季節の花々や歴史的名所、そして昭和の面影を残す商店街など、さまざまなスポットを巡ることができます。特に桜の咲く春の季節には、沿線に広がる桜並木が訪れる人々を魅了し、トラムの車窓からも一面の花びらが楽しめる絶景が広がります。

東京さくらトラムは、観光客に限らず、地元の人々にとっても親しまれており、都心の中で感じることができるレトロな雰囲気や自然の美しさが魅力です。今回は、そんな東京さくらトラムの沿線にある見どころや、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットをご紹介します。

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三ノ輪橋周辺の昭和レトロな雰囲気を堪能

トラムの旅は、三ノ輪橋停留場から始まります。ここは、「関東の駅百選」にも選ばれた場所で、昭和レトロな雰囲気が漂うエリアです。三ノ輪橋停留場の周辺には、昔ながらの商店街やレトロな建物が立ち並び、昭和の時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。

商店街では、昭和の雰囲気を感じさせる看板や店構えが目を引き、地元の人々が集まる賑やかな市場のような雰囲気が広がっています。ここでは、昔懐かしい駄菓子や手作りのお菓子、伝統的な和雑貨などが手に入り、散策を楽しみながらゆっくりと買い物ができるのも魅力の一つです。

また、商店街の奥に進むと、戦前から続く老舗の飲食店も多く、昔ながらの和食や洋食を楽しむことができます。特に、名物のカツ丼や焼き鳥は、地元の人々にも愛される一品で、レトロな雰囲気を味わいながら食事を楽しむのもおすすめです。


鬼子母神前停留場から鬼子母神堂への散策

次におすすめしたいスポットは、鬼子母神前停留場から徒歩数分の場所にある鬼子母神堂です。鬼子母神堂は、安産と子育ての神様として古くから信仰されており、その歴史は江戸時代にまで遡ります。境内には樹齢700年を超える大イチョウの木がそびえ立ち、神聖な雰囲気に包まれたこの場所は、多くの参拝者で賑わっています。

鬼子母神堂の周囲には、四季折々の花々が咲き誇り、特に春の桜の季節には、満開の桜と新緑のイチョウが織りなす美しい景色が広がります。また、秋には黄色く染まったイチョウの葉が境内を彩り、訪れる人々の心を癒してくれます。

境内には、鬼子母神堂にちなんだお守りや絵馬も販売されており、子供の健康や家族の安全を祈る人々が訪れます。散策後は、境内のベンチに座ってゆっくりと過ごすのも良いでしょう。都会の喧騒を忘れさせる、静かで心落ち着くひとときを過ごすことができます。


飛鳥山停留場から王子駅前の桜スポット

桜の季節に訪れるなら、飛鳥山停留場から王子駅前にかけてのエリアがおすすめです。このエリアは、東京の隠れた桜の名所として知られ、特に飛鳥山公園は、都内有数の桜スポットとして多くの花見客が訪れます。

飛鳥山公園は、江戸時代に徳川吉宗が整備したと言われる由緒ある公園で、桜の木々が広がる丘陵地帯に位置しています。公園内には約650本もの桜が植えられており、春になると一面がピンク色に染まり、まさに桜のトンネルを歩いているかのような感覚を味わえます。

また、飛鳥山公園の近くには、江戸時代から続く王子神社があり、こちらも桜の名所として有名です。境内には数多くの桜の木が植えられており、春には桜の花が神社全体を包み込むように咲き誇ります。神社を参拝しながら、ゆっくりと桜を眺めることができ、都会の中にいながら、自然の美しさを満喫できるスポットです。


荒川車庫前停留場から荒川遊園地前のバラ園

春と秋の訪れと共に、多くの花々が咲き誇るのが、荒川車庫前停留場から荒川遊園地前へ向かうバラ園です。このエリアには、約140種・1万株以上のバラが植えられており、色とりどりのバラが咲き誇る姿は、まさに圧巻です。

春には、新緑の中で咲き乱れるバラが美しく、秋には深紅や黄色、ピンクといった様々な色合いのバラが楽しめます。特に、バラの香りが漂う中での散策は、心を癒してくれることでしょう。また、バラ園内には写真スポットも多く、家族や友人と一緒に撮影を楽しむこともできます。

さらに、荒川遊園地前のバラ園は、バリアフリー対応がされており、車いすやベビーカーでも安心して訪れることができるのも嬉しいポイントです。小さな子供連れでも、安心してゆっくりとバラを楽しむことができるので、家族での訪問にもおすすめです。


荒川線沿線で楽しむレトロな食文化

東京さくらトラムの沿線には、昭和レトロな雰囲気を楽しめる飲食店も点在しています。特に、三ノ輪橋や王子駅周辺には、昭和時代から続く老舗の喫茶店や食堂が多くあります。

三ノ輪橋周辺では、昭和レトロな雰囲気漂う喫茶店でのモーニングセットや、昔ながらの洋食メニューが楽しめます。また、王子駅前では、昔懐かしい味わいのラーメンやカレーライスを提供する食堂があり、地元の人々にも愛されています。これらの飲食店では、レトロなインテリアとともに、昔ながらの味わいを堪能することができるでしょう。

また、沿線にある和菓子店では、季節限定の桜餅や和菓子を楽しむことができるのも魅力の一つです。桜の季節には、桜を使った和菓子が多く並び、見た目にも美しいお菓子が購入できます。旅の途中で立ち寄り、甘いものを楽しみながら、散策を続けてみてはいかがでしょうか。


東京さくらトラムで巡る魅力的なスポット

東京さくらトラムは、桜やバラなどの季節の花々を楽しむだけでなく、昭和レトロな風景や歴史的な名所も巡ることができる、東京都内の隠れた魅力を発見する素晴らしい交通手段です。今回紹介したスポット以外にも、沿線にはまだまだ魅力的な場所がたくさんあります。

例えば、早稲田停留場付近には、大隈庭園穴八幡宮といった歴史的なスポットがあり、どちらも東京の歴史を感じられる場所です。また、沿線の途中には、隅田川沿いの桜並木や、昔ながらの下町情緒が残るエリアも点在しており、東京さくらトラムに乗って巡ることで、新たな発見ができるでしょう。


東京さくらトラムで春の東京を満喫しよう

東京都内で唯一の路面電車「東京さくらトラム」は、桜の季節に特におすすめです。昭和レトロな風景とともに、春の訪れを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。今回紹介したスポットを参考に、あなたも東京さくらトラムで東京の魅力を再発見してみてください。

桜の花びらが舞う中、トラムのゆったりとしたペースで巡る東京の風景は、日常の喧騒を忘れさせてくれるひとときです。次回の春の訪れには、ぜひ東京さくらトラムに乗って、桜とレトロな東京を満喫してみてはいかがでしょうか。

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