秋田の大自然と文化を満喫する旅!
2024年9月22日放送の「遠くへ行きたい」では、元プロボクサーでおなじみの内藤大助さんが秋田県を訪れ、自然、伝統、グルメを全身で味わう旅を披露しました。秋田県の男鹿半島でのパラグライダー体験から始まり、竿燈まつりの迫力、さらには地元特産のじゅんさいを味わうという、秋田の魅力がたっぷり詰まった内容です。秋田の美しさと活気、そして地元の伝統に触れた内藤さんの旅を詳しく見ていきましょう。
この記事のハイライト
- 男鹿半島の寒風山から絶景を楽しみながらのパラグライダー初挑戦
- 秋田の夏を彩る伝統行事、竿燈まつりでの技と祭りの熱気を体感
- 日本一のじゅんさい産地・三種町での収穫体験と絶品じゅんさい丼を堪能
【沸騰ワード】生駒里奈&藤森慎吾が挑む東北三大祭り「秋田竿燈まつり」
男鹿半島の寒風山で絶景を楽しみながらパラグライダー初体験!人生初の空中散歩
内藤大助さんが最初に訪れたのは、秋田県北部に位置する男鹿半島。その中心には標高355mの「寒風山」があり、この山からの眺めはまさに絶景!360度広がるパノラマビューでは、男鹿半島全域はもちろん、遠くは秋田市まで見渡せる素晴らしい景色が広がります。
寒風山は、約3万年前から噴火を繰り返し、成層火山として成長してきた火山で、その独特な地形が観光客に人気です。特に秋の時期には、空気が澄んで遠くまで見渡せるため、紅葉に染まる秋田の風景を堪能できるスポットとしても知られています。
パラグライダーの達人と共に飛ぶ
内藤さんはこの寒風山で、人生初のパラグライダーに挑戦。案内役を務めたのは、地元で50年のキャリアを誇るパラグライダーのベテラン、小野寺さん。彼は寒風山から6時間かけて岩手県の久慈市まで飛行したという驚異的な経験を持ち、その技術と知識はまさに圧巻です。
内藤さんは初めての空中散歩に「不思議な体験」と感じつつも、鳥のように空を飛ぶ感覚に大興奮。寒風山から眺める太平洋の広がりと、秋田の自然の美しさに感動していました。
秋田の夏を彩る伝統行事!竿燈まつりの熱気と技術に圧倒される
次に内藤さんが訪れたのは、秋田市で毎年開催される伝統行事「秋田竿燈まつり」。この祭りは、厄除けや五穀豊穣を祈る七夕行事がその起源とされています。竿燈は、長さが最大で12メートル、重さが50kgにも及ぶ竹製の灯籠で、これをバランスを保ちながら持ち上げる「差し手」の技術が見どころです。
差し手たちの技が光る!バランスと風を読む巧みなパフォーマンス
「差し手」とは、竿燈を肩や腰、手などに乗せてバランスを保つ技術者たちのこと。竿燈は最大で20メートルの高さにまで積み上げられ、その上でバランスを保つのは非常に難しい技術が要求されます。特に、腰に竿燈を乗せる技は最高難度とされ、風向きを読みつつ巧みにバランスを取らなければなりません。
風が最大の敵であり、少しの風でもバランスが崩れる危険性があるため、差し手たちは風を読みながら竿燈を操ります。内藤さんもそのパフォーマンスを間近で見学し、息を呑む瞬間が続きました。特に印象的だったのは、竿燈を肩や腰に乗せてバランスを保つ姿に、観客の拍手が巻き起こるシーンでした。
秋田市内はまさに竿燈まつり一色で、「上米町一丁目竿燈会」が登場。リーダーの貴志さんは、コンテストで何度も優勝経験を持つ実力者として紹介され、彼の技術に内藤さんも感動しました。
日本一のじゅんさい産地・三種町での収穫体験!新鮮じゅんさいを使った絶品じゅんさい丼
内藤さんは次に、秋田市から北西に位置する三種町を訪れました。この町は、じゅんさいの生産量が国内の9割を占める日本一のじゅんさい産地です。じゅんさいは、その特徴的なぬるぬるとした食感があり、体に良いとされる水溶性食物繊維が豊富な食材です。
じゅんさい沼での収穫体験
内藤さんは三種町にあるじゅんさい沼で実際に収穫を体験。専用の舟に乗り込み、水面に浮かぶじゅんさいを一つ一つ丁寧に摘み取る作業に挑戦しました。水の上で舟を巧みに操りながらの収穫は決して簡単なものではありませんが、内藤さんは「楽しい!」と笑顔で語り、じゅんさいの魅力を実感している様子でした。
地元の味を堪能!じゅんさい丼
収穫したじゅんさいは、地元の民宿「しばたん家」で調理してもらい、新鮮なじゅんさいをさっと茹でて冷水で冷やし、特製の合わせ醤油でいただきました。この特製じゅんさい料理は、口の中で広がる独特の食感とさっぱりとした味わいが特徴です。
内藤さんは、じゅんさいをご飯にのせて食べる「じゅんさい丼」としていただき、「美味しい!」と絶賛。この新鮮なじゅんさい丼は、地元ならではの贅沢な味わいで、訪れる価値のある一品です。
釣りと酒が楽しめる伝統の店「中居釣具店 川反店」での特別な体験
秋田市に戻った内藤さんは、地元で長年愛されている中居釣具店 川反店を訪れました。このお店は釣り用具を購入できるだけでなく、店内でお酒も楽しめるというユニークな特徴があります。釣り好きが集まるこのお店は、地元の人々だけでなく、観光客にも人気です。
祖父から受け継がれた伝統と情熱
現在の店主である山田さんは、この釣具店を祖父の代から受け継いでいます。店内には、祖父が書いた書面が大切に保管されており、それを見た山田さんが「カッコいい」と感じ、この店を継ぐ決意をしたという感動的なエピソードも紹介されました。
店では釣り用の毛針を作る体験ができ、内藤さんも実際に毛針作りに挑戦しました。手作りの毛針が完成した瞬間、内藤さんは「面白い!」とその体験に満足の笑みを浮かべていました。
竿燈まつりに内藤大助が参加!感動のフィナーレ
秋田の旅の締めくくりには、内藤さんが実際に秋田竿燈まつりに参加しました。「上米町一丁目竿燈会」のメンバーと共に、祭りの盛り上がりを体感。お祭りには、国内外から多くの観光客が集まり、その中には外国人の姿も見られました。特にジョンさんという外国人観光客は、この竿燈まつりを楽しみにしていたようです。
本番が始まり、竿燈が夜空に照らされながら揺れる様子はまさに圧巻。内藤さんもその迫力と熱気に包まれ、祭りの魅力を存分に感じ取っていました。秋田の伝統文化に深く触れ、内藤さんにとっても忘れられない体験となったことでしょう。
まとめ:内藤大助が体験した秋田の自然、文化、グルメの魅力
今回の「遠くへ行きたい」では、内藤大助さんが秋田の豊かな自然と文化を体験しました。寒風山でのパラグライダー初体験から、秋田竿燈まつりの熱気、そして三種町でのじゅんさい収穫と地元の絶品グルメまで、秋田の魅力がぎっしり詰まった内容です。
秋田の自然と伝統文化、さらには地元の食材を存分に楽しんだ内藤さんの旅は、秋田を訪れる際の参考になることでしょう。ぜひ、この秋、秋田を訪れてその魅力を直に感じてみてください。
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