玉ねぎの皮を捨てるのはNG!脂肪燃焼を促進する「ケルセチン」の効果と美味しい取り入れ方
普段、玉ねぎを調理するときに皮を捨ててしまっていませんか?実は、玉ねぎの皮には体に良い成分がたっぷりと含まれています。特に注目すべきは、**脂肪燃焼を促進する「ケルセチン」**という成分です。
ケルセチンはポリフェノールの一種で、2022年に発表された研究で脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の活性化作用が確認されました。この働きにより、体内の脂肪を効率よく分解・燃焼し、ダイエット効果が期待できるとされています。
今回は、捨てがちな玉ねぎの皮の栄養と、その効果を最大限に活用するための簡単レシピをご紹介します。家でできるちょっとした工夫で、健康効果をプラスしてみませんか?
【カズと学ぶ】0円食材の驚きパワー!捨てる部分に脂肪燃焼・美肌・若返り成分を発見|2024年10月8日
人生観の変わる新知識をあなたに
『#カズレーザーと学ぶ。』次回は10月8日(火)よる10時放送!
テーマは【捨て食材に眠る栄養素】捨ててしまう食材に驚きの美容成分!?
ダイエット効果や肌の若返り、
美肌が期待できる捨て食材とは?お楽しみに!#カズレーザー #ダイエット #美容 #美肌 pic.twitter.com/YZH0iXNo6l
— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) October 2, 2024
■ 玉ねぎの皮に含まれる「ケルセチン」の驚きの効果
玉ねぎの皮には、食材としての「葉や実」の部分には少ない栄養成分が含まれていることがわかっています。その代表的な成分が「ケルセチン」です。
1. ケルセチンの脂肪燃焼効果
ケルセチンは、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」を活性化し、体内に蓄積された脂肪を燃焼しやすくする作用があります。特に、お腹や太ももといった「落としにくい脂肪」を分解する効果が期待されているため、ダイエットに効果的です。
2. 抗酸化作用によるアンチエイジング
ケルセチンは強力な抗酸化作用を持っており、体内の活性酸素を取り除くことで、老化を防ぐ効果があります。これにより、細胞の老化を抑え、若々しい肌や健康な体を保つことができます。
3. 血液サラサラ効果で生活習慣病予防
ケルセチンは血液の流れをスムーズにし、血管の健康を保つ働きもあります。これにより、血圧のコントロールや動脈硬化の予防、心臓病のリスク低減といった効果が期待されます。
これらの成分が豊富に含まれている玉ねぎの皮を、上手に活用することで、美容と健康に役立てることができます。
■ 玉ねぎの皮を使った簡単レシピ
玉ねぎの皮は、そのままでは硬く食べにくいですが、煮出したり、スープに加えたりすることで、手軽に摂取できます。ここでは、玉ねぎの皮を効果的に取り入れられるレシピをいくつかご紹介します。
玉ねぎの皮のデトックススープ
煮出すことで、ケルセチンの栄養成分をしっかりと引き出すことができるスープです。ダイエット中の方にもおすすめです。
- 材料
・玉ねぎの皮:2個分
・水:500ml
・にんにく:1片(薄切り)
・コンソメ:1個
・塩・こしょう:少々
・オリーブオイル:大さじ1 - 作り方
- 玉ねぎの皮を軽く水で洗い、汚れを取り除きます。
- 鍋に水と玉ねぎの皮、にんにくを入れ、強火にかけます。
- 沸騰したら弱火にし、15分ほど煮込みます。
- 玉ねぎの皮を取り出し、コンソメを加えて溶かし、塩・こしょうで味を調えます。
- 最後にオリーブオイルを垂らして完成です。
玉ねぎの皮と鶏肉の煮物
玉ねぎの皮をだしとして使い、鶏肉と一緒に煮込むことで、旨味と栄養をプラスした一品です。
- 材料
・玉ねぎの皮:2個分
・鶏もも肉:200g
・しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ1
・水:300ml
・しょうが:1片(薄切り) - 作り方
- 玉ねぎの皮を軽く水で洗い、鍋に水と一緒に入れます。
- 鶏肉としょうがを加え、中火で煮ます。
- 沸騰したら、しょうゆ、みりん、酒を加え、さらに15分煮込みます。
- 玉ねぎの皮を取り出し、味を調えたら完成です。
玉ねぎの皮のティー
ケルセチンを最大限に活用する、玉ねぎの皮を使ったお茶です。抗酸化作用が高く、リラックス効果も期待できます。
- 材料
・玉ねぎの皮:1個分
・水:500ml
・はちみつ:小さじ1 - 作り方
- 玉ねぎの皮をよく洗い、鍋に水と一緒に入れて中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にし、10分ほど煮出します。
- 玉ねぎの皮を取り出し、好みではちみつを加えて飲みます。
玉ねぎの皮を使ったふりかけ
乾燥させた玉ねぎの皮をふりかけにすることで、簡単に日常の食事に取り入れられます。
- 材料
・玉ねぎの皮:2個分
・かつお節:適量
・白ごま:適量
・しょうゆ:小さじ1
・砂糖:小さじ1 - 作り方
- 玉ねぎの皮を乾燥させ、ミキサーで細かく砕きます。
- 乾煎りしたかつお節と白ごまと混ぜ合わせ、しょうゆと砂糖を加えてさらに炒めます。
- しっかりと水分が飛んだら、完成です。ご飯や豆腐にかけていただきます。
■ 玉ねぎの皮を使うときの注意点
玉ねぎの皮は栄養価が高いですが、使用するときには次の点に注意しましょう。
- 農薬が残っている場合があるので、しっかり洗うこと
玉ねぎの皮には、表面に農薬が残っている場合があります。使用する前にしっかりと水洗いし、できるだけ有機栽培のものを選ぶと安心です。 - 煮込み時間を長くしすぎないこと
長時間煮込むと、苦味が強く出てしまうことがあるため、スープやお茶にするときは煮込みすぎに注意しましょう。
■ 読者の皆さんの意見をお聞かせください!
今回ご紹介した「玉ねぎの皮の活用法」について、皆さんはどう感じましたか?普段捨ててしまっていた皮に、これだけの栄養価があることは驚きですよね。
皆さんのコメントや感想をお待ちしています!
■ まとめ
玉ねぎの皮には、捨てるにはもったいない「ケルセチン」をはじめとする豊富な栄養素が含まれています。脂肪燃焼、抗酸化作用、生活習慣病の予防など、さまざまな健康効果が期待できるので、日々の食事に積極的に取り入れてみましょう。煮出してスープにしたり、乾燥させてふりかけにしたりと、調理法もさまざまです。
ぜひ、これからの健康的な食生活に役立ててみてくださいね!
コメント