2024年7月25日放送の「林修の今知りたいでしょ!」では、暑い夏を乗り切るための節約術を特集しました。エアコンや冷蔵庫、炊飯器などの節電テクニックから、日常の小さな工夫まで、その道のプロが教える新常識をお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
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エアコンの節約術
リモコン1つでできるエアコン節約術
エアコンの節約術として、ダイキン工業の専門家がリモコン1つでできる方法を紹介しました。具体的には、風量を「自動」に設定することが推奨されています。風量を「弱」に設定すると、部屋が冷えるのに時間がかかり、エアコンの負荷が増えてしまいます。これに対して、「自動」に設定することで、部屋全体を効率よく冷やすことができ、結果的に電気代の節約に繋がります。また、風向きを水平にすることで温度ムラを防ぎ、エアコンの稼働時間を短縮する効果もあります。実際、風向きを水平に設定した場合の11時間の電気代は約86円で、斜め下に設定した場合の約11円と比べても節約効果が明らかです。
30分程度の外出時にはエアコンをつけたまま
東京大学の研究によると、30分程度の外出時にはエアコンをつけたままにする方が節電になります。エアコンをつけっぱなしにした場合、9時間で約103円の電気代がかかりますが、こまめに切ると約112円かかることがわかりました。しかし、外出時間が30分を超える場合は、エアコンを切る方が節電になります。外出の際には、時間を考慮してエアコンをつけるか切るかを決めると良いでしょう。
冷蔵庫の節約術
冷蔵室と冷凍室の使い方
ダイキン工業の専門家は、冷蔵室の使い方についてのアドバイスを紹介しました。冷蔵室は詰めすぎない方が冷却効率が良く、電気代を節約できます。冷気の吹き出し口に物を置くと冷却効率が悪化し、電気代が増加することがあるため注意が必要です。一方、冷凍室はギッシリ詰める方が効率的です。冷凍食品や保冷剤をしっかりと詰めることで、冷凍室内の温度を一定に保つことができ、電気代の節約に繋がります。
常温保存できる夏野菜の活用
節約名人・篠田さんは、常温保存できる夏野菜を多く購入することで冷蔵庫の使用を減らしています。きゅうり、なす、トマト、ピーマン、玉ねぎなどは常温で保存できるため、冷蔵庫に入れる必要がありません。これにより、冷蔵庫の電気代を節約することができます。また、冷凍室には保冷剤を多く入れることで、冷凍食品の保存効率を高めるとともに、災害時の対策にもなります。
炊飯器の節約術
余ったご飯の保管方法
タイガー魔法瓶の専門家によると、余ったご飯は保温するよりも冷凍して電子レンジで解凍する方が節約になります。ご飯3杯分を12時間保温した場合の電気代は約6円ですが、冷凍ご飯をレンジでチンした場合は約2.3円です。冷凍保存するときには、ラップでしっかり包んで冷凍庫に入れ、食べるときには電子レンジで解凍するだけで簡単です。
シャワーの節約術
シャワーの使用方法
東京ガス都市生活研究所のデータによると、シャワーを15分使った場合、水道代とガス代で約100円かかります。シャワーはこまめに止めることで節約になり、温度を1℃下げるとさらに節約できます。シャワーの使用時間を短くすることで、水道代とガス代の両方を節約できます。また、シャワーの温度を1℃下げることで、1人10分間使用で4人家族の場合、1日約8円の節約になります。
トイレの節約術
トイレの正しい使い方
TOTOの専門家は、トイレのレバーを大と小で使い分けることが節約に繋がるとしています。大便と小便の際に適切にレバーを使い分けることで、水の使用量を減らすことができます。また、夏は暖房便座をOFFにすることで年間約820円の節約になり、洗浄水の温度を下げると年間約430円の節約になります。
まとめ:夏の節約術を実践しよう
今回の「林修の今知りたいでしょ!」では、暑い夏を乗り切るための節約術を紹介しました。エアコンや冷蔵庫、炊飯器、シャワー、トイレなど、日常生活で簡単に実践できる節電テクニックが満載です。節約名人の篠田さんのアドバイスを参考にしながら、今日からできる節約術を取り入れてみてください。これらの工夫を積み重ねることで、家計に優しい夏を過ごすことができるでしょう。
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