2024年10月10日(木)のNHK「あさイチ」の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家のMakoさんによる本格中華料理「油淋鶏(ユーリンチー)」のレシピが紹介されました。ジューシーな鶏もも肉をカリッと揚げ、香味だれをたっぷりかけて仕上げるこの料理は、ご家庭でも簡単に作れる中華の定番メニューです。特に、衣をサクサクに仕上げるためのコツや香味だれのバランスがポイント。番組ではMakoさんの丁寧な指導のもと、美味しく作れるコツも紹介されていました。
■「油淋鶏(ユーリンチー)」とは?
中華の定番!香味だれがたまらない「油淋鶏(ユーリンチー)」
「油淋鶏(ユーリンチー)」は、鶏肉をカリッと揚げて香味だれをたっぷりかけて仕上げる中華料理の一つです。日本では家庭でも親しまれている定番料理で、その特徴は、サクサクした衣とたれの酸味・甘味・辛味のバランスにあります。Makoさんのレシピでは、鶏肉にしっかりと下味をつけてから揚げ焼きにすることで、外はカリッと、中はジューシーに仕上げています。
「油淋鶏(ユーリンチー)」のおすすめポイント
- 外はカリッ、中はジューシーな食感!
- 香味だれの酸味と甘味が絶妙なバランス。
- 家庭でも作りやすいシンプルな手順。
■材料(2人分)
メイン食材
- 鶏もも肉:1枚(300~350g)
下味用(A)
- しょうゆ:小さじ1
- 塩:2つまみ
- こしょう:2つまみ
- 紹興酒(または酒):大さじ1
衣用
- 片栗粉:適量
- サラダ油:適量(1.5cm深さ)
香味だれ用(B)
- しょうが(みじん切り):30g
- にんにく(みじん切り):20g
- ねぎ(みじん切り):1/2本分
- 酢:大さじ2+1/2
- しょうゆ:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- ごま油:大さじ1/2
- 花椒粉(粉ざんしょうでも可):小さじ1/2
盛り付け用
- トマト:適量
- 豆苗:適量
- ラー油:適量
■作り方
1. 鶏もも肉の下処理
- 鶏もも肉は常温に出しておき、筋や余分な脂肪を取り除きます。
- 厚みのある部分に切り込みを入れ、厚さを均一に整えます。
2. 下味をつける
- 鶏もも肉にA(しょうゆ 小さじ1、塩 2つまみ、こしょう 2つまみ、紹興酒または酒 大さじ1)をすり込むようにしてなじませ、10分ほど置きます。
3. 衣をつける
- 片栗粉の入ったバットに鶏もも肉を入れ、全体にまぶします。
- 霧吹きで水をかけて、表面を軽く湿らせます。
- もう一度片栗粉を全体にまぶし、濡れたところがなくなるようにします。
4. 鶏肉を揚げる
- フライパンに1.5cm深さのサラダ油を入れ、170℃に熱します。
- 鶏もも肉を皮の方を下にして入れ、お玉を使って油を上からかけながら、約3分間揚げ焼きにします。
- 鶏もも肉を上下返し、さらに約2分間揚げ焼きします。
- 最後に鶏もも肉を縦にして、油を切りながらバットに取り出し、少し落ち着かせます。
5. 香味だれを作る
- Bの材料(しょうが、にんにく、ねぎ、酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、花椒粉)を全て混ぜ合わせます。
6. 盛り付けと仕上げ
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切り分けます。
- 器にトマトと豆苗を盛り付け、その上に切った鶏もも肉をのせます。
- たっぷりの香味だれをかけ、仕上げにラー油をお好みで垂らして完成です。
■「油淋鶏(ユーリンチー)」をもっと美味しく作るコツ
下味をしっかりつける
鶏もも肉に塩や紹興酒をしっかりとすり込み、下味をつけることで、味がしっかり染み込み、揚げた後も美味しさが引き立ちます。
衣を二度付けする
片栗粉を二度まぶし、間に霧吹きで水をかけることで、よりカリッとした衣に仕上げることができます。このひと手間がサクサク感を生み出します。
香味だれの配合
しょうがやにんにくは多めにすることで、香りが強くなり、ご飯との相性も抜群です。お好みで花椒粉を加えると、より中華らしい風味を楽しめます。
■アレンジアイデア
ピリ辛風味の「油淋鶏(ユーリンチー)」
香味だれにラー油を多めに加えることで、ピリ辛風にアレンジできます。辛味が好きな方は唐辛子を刻んで加えるのもおすすめです。
さっぱり風「油淋鶏(ユーリンチー)」
香味だれの酢の量を増やし、砂糖を減らすことで、よりさっぱりとした味わいに。夏場や脂っこいものが苦手な方にぴったりです。
■読者の皆さんへの質問
油淋鶏を作る際に、どの部分が一番難しいと感じましたか?また、香味だれのアレンジ方法などあればぜひコメントで教えてください!これまで作ってみたことがある方の体験談も大歓迎です。
■まとめ
「油淋鶏(ユーリンチー)」は、中華料理の中でも家庭で簡単に挑戦できる人気メニューです。外はカリッと、中はジューシーな鶏肉に、酸味と甘味が絶妙なバランスの香味だれをたっぷりとかけていただくと、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりです。今回のMakoさんのレシピでは、下味や衣付けの工程にひと工夫することで、より本格的な味に仕上げられるのがポイントです。ご家庭でもぜひ試してみてくださいね!
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