住み続けたい街ランキング2024発表!1位は国立市の谷保、注目の街はどこ?
2024年10月22日放送の「DayDay.」では、毎年恒例のSUUMO 住み続けたい街ランキング2024が発表されました。今年のランキングは、利便性、自然環境、子育て支援などさまざまな観点から評価された街が多数ランクインしています。ランキング1位には東京都国立市の谷保(やほ)、2位には多摩都市モノレール沿線の砂川七番、千葉県の鬼越も注目されています。これらの街は、家賃が手頃で生活の満足度が高い点が大きな魅力とされています。
また、神奈川県のみなとみらいや馬車道などもランキングに登場し、住み続けたい街のトレンドが変わりつつあることがわかります。今回の放送では、それぞれの街の魅力を詳しく掘り下げ、ランキング上位にランクインした理由を探ります。
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住み続けたい街ランキング2024 首都圏版 トップ3の街を紹介
1. 谷保(東京・国立市)
2024年版の住み続けたい街ランキングで栄えある1位に輝いたのは、東京都国立市の谷保駅周辺です。このエリアは、一橋大学や津田塾大学がある学園都市として知られ、静かで落ち着いた環境が広がっています。大学があることから、学生が多く住む街としても知られ、若い世代の活気が感じられる一方で、子育て世代や高齢者にも住みやすい環境が整っています。
特に注目されているのが、谷保駅の近くに位置する「東日本最古の天満宮」として有名な谷保天満宮です。この歴史ある天満宮は、学問の神様である菅原道真公を祀っており、受験生をはじめ、多くの人々が参拝に訪れます。また、近くには「ママ下湧水」という名水があり、自然豊かな環境が広がっているため、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
谷保の家賃相場は東京都心に比べて手頃でありながら、主要都市へのアクセスも良好です。立川駅まで電車で5分ほどで行けるため、通勤・通学の利便性も抜群。さらに、周辺にはおしゃれなカフェやレストランが点在し、地域の特産品を扱う「シェア商店 富士見台トンネル」では、学生たちがリノベーションした商店街で地元の野菜や全国各地の物産が販売されています。谷保は、自然と利便性が融合した街として、今後さらに注目を集めるでしょう。
2. 砂川七番(東京・多摩都市モノレール)
ランキング2位にランクインしたのは、東京の多摩都市モノレール沿線にある砂川七番です。このエリアは、自然環境に恵まれた静かな住宅街であり、特にファミリー層に人気があります。多摩地域に位置しており、豊かな自然が魅力ですが、交通アクセスも良好。多摩都市モノレールを使って立川や国立といった主要都市へのアクセスが簡単で、日々の生活に便利です。
砂川七番は、周辺に大きなショッピングモールやレクリエーション施設が充実していることも人気の理由です。例えば、広々とした公園や緑地が点在し、週末には家族連れでにぎわいます。教育機関も充実しており、保育園や小学校の数も多く、子育て世帯にとって非常に住みやすいエリアと言えます。
また、砂川七番の家賃相場は都心と比較してもかなり手頃で、同じ家賃でより広い物件に住めることが大きな魅力です。広々とした住環境で、落ち着いたライフスタイルを送りたい方に最適な街と言えるでしょう。
3. 鬼越(千葉)
3位にランクインした鬼越は、千葉県の京成線沿線に位置しています。駅周辺はまだ発展途上ですが、その分家賃が手頃で、若い世代や新婚世帯にとって魅力的なエリアとなっています。鬼越は、都市開発が進んでいない分、自然環境や地元の風情を感じられる落ち着いた街並みが広がっています。
鬼越の魅力は、自然と利便性のバランスが取れている点です。京成線を利用すれば都心へのアクセスが良く、通勤通学の利便性も高いです。また、地元の食材を扱う直売所や、新鮮な野菜を手軽に購入できる環境が整っており、健康的な生活を送ることができるのも大きな魅力です。
地域コミュニティが活発で、季節ごとに開催される地域のイベントや祭りも多く、地域住民との交流が盛んです。今後の都市開発が期待されるエリアであり、これからさらに人気が高まる可能性があります。
子育て世代に人気!品川区の魅力と戸越エリアの特徴
ランキングには東京都内の品川区に位置する戸越公園や戸越銀座商店街もランクインしており、子育て世代に注目されています。戸越エリアは、特に児童手当や保育サービスが充実しており、全国的にも珍しい小中学校の給食費や学用品(絵の具セットや書道道具)の無償化など、子育てしやすい環境が整っています。このため、若いファミリー層に非常に人気があります。
また、戸越銀座商店街は、都内で最も長い商店街として知られており、約400店舗が並んでいます。和洋折衷の飲食店や地元の特産品を扱う店舗が軒を連ね、地域の人々や観光客にも愛されています。中華料理やタイ料理、かまぼこ、おでんなどバラエティ豊かな飲食店があり、日常の買い物や外食も楽しみやすいエリアです。戸越エリアは、五反田や品川といったビジネス街へのアクセスも良く、都心に近いけれども落ち着いた生活が送れる場所として人気が高まっています。
住み続けたい街ランキングのトレンド分析
利便性と自然の調和が求められる時代
今回のランキングから見えるトレンドとして、都心から少し離れた自然環境が豊かでありながら利便性も高い街が人気を集めていることが挙げられます。特に、多摩地域や千葉県のように、家賃が手頃でありながらも主要都市へのアクセスが良い街が上位にランクインしています。家賃の高騰が続く東京都心に比べ、これらのエリアでは同じ家賃で広い住居を確保できる点も、住み続けたいと考える理由の一つです。
また、子育て支援が充実している街も高く評価されています。品川区や国立市のように、保育サービスや教育支援が充実している地域は、子育て世代にとって理想的な環境です。これらの要因が、住み続けたい街を選ぶ際の重要なポイントとして考慮されるようになってきました。
谷保周辺の名所と生活環境
谷保天満宮と歴史的背景
ランキング1位に輝いた谷保エリアには、東日本最古の天満宮として知られる谷保天満宮が位置しています。この天満宮は、学問の神様である菅原道真公が祀られており、特に受験シーズンには多くの参拝者が訪れます。季節ごとの祭りや行事も豊富で、地域の人々にとって親しみのある場所です。
また、谷保天満宮の周辺には美しい自然が広がり、散歩やジョギングを楽しむことができる公園もあります。静かで落ち着いた環境が整っているため、住民にとってはリフレッシュできる場所として親しまれています。
住みたい街を選ぶためのチェックリスト:自分に合った街を見つけよう
ここからは、私からの提案です。新しい街に引っ越す際、どんなポイントを考慮すればいいのか悩むことも多いですよね。そこで、自分のライフスタイルや家族構成に合った「住み続けたい街」を見つけるためのチェックリストを作成しました。
家賃や通勤時間、周辺環境など、様々な要素を考慮して、自分にぴったりの街を見つける参考にしてください。
1. 家賃・生活費のバランス
新しい街を選ぶ際、家賃は重要な要素です。住みたい街の家賃相場が、自分の予算に合っているかどうかを確認しましょう。家賃だけでなく、駐車場代、光熱費、食費など、生活全体のコストも考慮に入れることが大切です。
- その街の家賃相場は、あなたの予算に収まりますか?
- 家賃以外の生活費(光熱費、食費など)はどうですか?
- 収入に対して無理のない住居費用のバランスが取れていますか?
2. 通勤・通学の利便性
通勤や通学の時間と手段も、街選びの大きなポイントです。毎日の移動時間や交通の便は、生活の質に大きく影響します。電車やバスの路線、運行本数、混雑状況なども事前に確認しておきましょう。
- 通勤・通学にかかる時間は、自分や家族にとって許容範囲ですか?
- 利用する交通手段は、便利で安定していますか?(電車、バス、自転車など)
- 主要な駅やオフィス街、学校へのアクセスは良好ですか?
- 交通費は適正な範囲ですか?
3. 子育て支援・教育環境
子育て世代にとっては、保育園や学校の数、教育環境、子育て支援制度が充実しているかどうかが重要です。住みやすい街は、保育サービスや教育施設が整っているだけでなく、地域の安全性や子供向けの施設の有無もチェックすべきポイントです。
- 近隣に保育園や幼稚園、小中学校はありますか?
- 学用品や給食費の補助など、子育て支援が充実していますか?
- 公園や児童館、子供向け施設は豊富ですか?
- 地域の安全性や防犯体制はしっかりしていますか?
4. 自然環境とリフレッシュできる場所
忙しい日常の中で、自然に触れることができる場所が近くにあるかどうかは、生活の質を左右する要素です。公園や河川敷、緑地など、リラックスできる場所が近くにあることで、休日や平日のリフレッシュタイムが充実します。
- 近くに公園や自然の多いエリアはありますか?
- 散歩やジョギングなど、日常的にリフレッシュできる場所はありますか?
- 周辺環境は、静かで落ち着いた雰囲気ですか?
- 大気や騒音の環境は良好ですか?
5. 買い物や生活インフラの充実度
スーパーやコンビニ、病院、郵便局、銀行など、生活に必要な施設が充実しているかどうかも、街選びの際に重要なポイントです。買い物のしやすさや医療機関へのアクセスは、日々の生活の利便性に直結します。
- スーパーやコンビニ、ドラッグストアは近くにありますか?
- 病院やクリニックなど、医療機関へのアクセスは良好ですか?
- 郵便局や銀行、役所など、生活に必要な施設は揃っていますか?
- 飲食店やカフェ、レストランは豊富で、外食が楽しめるエリアですか?
6. コミュニティや地域の雰囲気
住む街のコミュニティや、街全体の雰囲気もチェックすることが大切です。地域のイベントやお祭りなどが活発で、住民同士の交流が盛んな地域は、安心して暮らせる場所になります。地域コミュニティがどの程度活発か、イベントの有無を確認しておくと良いでしょう。
- 地域のイベントやお祭りなど、住民との交流はありますか?
- 街全体の雰囲気は、落ち着いていて住みやすそうですか?
- 商店街や地元の施設に活気がありますか?
- 治安は良好で、安心して暮らせる環境ですか?
7. 将来的な発展性
最後に、将来的な発展性も考慮しましょう。今後、そのエリアがどのように発展していくかは、家の資産価値や利便性に影響を与える可能性があります。都市開発計画や交通インフラの整備計画などを調べておくと、将来にわたって住み続ける価値がある街を選ぶことができます。
- エリアの将来的な発展計画はありますか?
- 新しい商業施設や公共交通機関の開発予定はありますか?
- 不動産価値の上昇が見込まれていますか?
- 今後のインフラ整備が進んでいる地域ですか?
このチェックリストを参考に、自分や家族のライフスタイルに合った街を見つけるためのポイントをしっかりと押さえましょう。家賃や通勤時間、子育て環境、自然環境など、さまざまな要素を考慮することで、快適に住み続けられる街を選ぶことができます。街選びは、一生に関わる大きな決断ですので、納得のいくまで情報収集を行い、自分に合った最高の街を見つけましょう。
読者の皆さんも、街選びで迷っている点や質問があればぜひコメントでお知らせください!
まとめ:自分に合った住み続けたい街を見つけよう!
2024年の住み続けたい街ランキングでは、家賃の手頃さ、利便性、自然環境、子育て支援など、多くの要素が評価され、様々なエリアがランクインしました。谷保や砂川七番、鬼越などは、生活の質が高く、住み心地の良い街として今後も注目されるでしょう。特に、家賃が手頃でありながらも、都心へのアクセスが良好な点が評価されており、これから引っ越しを検討している方にとって、非常に参考になるランキングです。
どの街が自分に合っているかは、ライフスタイルや家族構成、職場への通勤時間など様々な要素によります。ランキングだけでなく、実際に街を訪れ、雰囲気を感じながら自分に最適な場所を見つけてみましょう。
コメントや質問があれば、ぜひお寄せください。皆さんの住みたい街や住み続けている街についての意見もお待ちしています!
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