金ゴールドの世界を徹底解説!
2024年9月10日に放送された「マツコの知らない世界」では、金の歴史から資産価値、最新のジュエリーまで、総額5億円超えの黄金の世界が紹介されました。金の価格はここ数年で急上昇し、2024年7月には1gあたり1万3498円という過去最高額を記録しています。今回は、金に魅了されたマニアが語る資産価値としての金、そして日本の伝統的な職人技が光る金製品の数々を取り上げます。
【マツコの知らない世界】全国の観光トンネル完全ガイド!絶景から心霊スポットまで、デートや家族旅行に最適な新時代の楽しみ方
このあとすぐ
マツコの知らない世界今日も#TVer で#リアルタイム配信🕘
【💗お気に入り登録】もぜひ💰\金・ゴールドの世界/🥇
ここから見てね👀
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼— マツコの知らない世界 次回9/17(火)よる8時55分〜🍜🌶️マーラータン・大学応援団📣🥁 (@tbsmatsukosekai) September 10, 2024
10年間で金価格は3倍に!なぜこんなにも上昇したのか?
「マツコの知らない世界」では、田中貴金属工業の加藤英一郎さんが金の価格上昇の背景を徹底解説しました。金は長い歴史の中で、富や権力の象徴として存在してきましたが、現代では資産としても非常に重要視されています。その理由の一つが、ここ10年で金の価格が約3倍にまで高騰していることです。2013年の時点で1gあたり約5000円だった金が、2024年には1万3498円に達しました。
では、なぜこれほどまでに金の価値が上がったのでしょうか?加藤さんは、その理由を3つに分けて説明しました。
金価格が上昇した主な理由:
- 埋蔵量の限界:
地球上に存在する金の総量はプール5.5杯分と言われ、そのうち4.5杯分は既に採掘されている状況です。残りはわずか1杯分程度で、その採掘も技術的に困難な場所に限られているため、採掘コストも上がり続けています。これにより、金の希少価値が高まり、価格が上昇しています。 - 国際的な需要の高まり:
特に新興国で、金が自国通貨よりも信頼できる資産とされるケースが増えています。例えば、中国やインドでは、個人レベルだけでなく、国としても金を大量に保有しようという動きが強まっています。この国際的な需要が金の価格を押し上げているのです。 - 国際情勢の不安定さ:
国際的な経済不安や地政学的リスクが続く中で、金は価値が安定している「安全資産」として認識されています。金融市場が不安定になると、人々はリスクを避け、金に資産を移す傾向が強まります。
これらの理由により、今後も金の価格は安定的に上昇し続けると予想されています。資産の一部として金を持つことは、将来的なリスク回避策として非常に有効であると言えるでしょう。
金の歴史を紐解く:古代から現代までの金の役割
金は、古代から現代に至るまで、常に人々の憧れの的でした。「マツコの知らない世界」では、金の歴史的な役割にもスポットを当て、古代文明から日本の歴史に至るまで、さまざまな金の逸話が紹介されました。
古代エジプトとツタンカーメンの黄金のマスク
金と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのが、ツタンカーメンの黄金のマスクではないでしょうか。紀元前14世紀に作られたこのマスクは、古代エジプトの職人が金の加工技術を極限まで高めた作品です。金は古代エジプトにおいて、神々や王族を象徴する素材として用いられ、その輝きは永遠の命を象徴するとされていました。ツタンカーメンのマスクは、まさにその象徴として現在も大英博物館などで展示されています。
日本の金文化:漢委奴国王印と中尊寺金色堂
日本でも、金は古代から特別な意味を持っていました。例えば、1世紀頃の弥生時代には、中国の漢の皇帝から「漢委奴国王」の金印が贈られました。この金印は、現在も福岡市博物館に展示されており、当時の日本と中国の交流を物語る貴重な遺物です。
また、平安時代には、奥州藤原氏が築いた「中尊寺金色堂」が栄華を誇りました。全ての建物が金箔で覆われ、当時の富と権力を象徴しています。中尊寺金色堂は、現在も観光地として多くの人々を魅了しており、日本の金文化の象徴とも言える場所です。
佐渡金山と日本の金産業
さらに、日本には現在も稼働中の金鉱山が存在します。特に有名なのが、2023年に世界遺産に登録された「佐渡金山」。この金山では、江戸時代から近代にかけて多くの金が採掘され、現在でも少量の金が掘り出されています。佐渡金山は、江戸時代に日本を支えた重要な産業拠点の一つであり、その歴史と文化は現代に引き継がれています。
金の最新トレンドとジュエリーの魅力
番組では、GINZA TANAKAの副店長・山口大介さんが登場し、現代の金製品やジュエリーのトレンドを紹介しました。金の価格が上昇する中で、金製品の人気も高まり、特に日本の職人技が光るジュエリーが世界的に注目されています。
最新の金ジュエリーアイテム:
- 純金製のおりん: 仏具として使用される「おりん」は、音の響きが重要とされ、18金製のものが特に良い音を出すとされています。この日紹介された18金製のおりんは、約446万円と高価な品ですが、その音色の美しさが評価されています。
- 18金アイスクリームスプーン: 金の優れた熱伝導性を活かしたアイスクリームスプーンも紹介されました。手の温度でアイスが程よく溶け、絶妙な食感を楽しめるというユニークなアイテムです。
- 純金オブジェ: 豆や松ぼっくり、胡桃などをモチーフにした純金オブジェも人気です。これらのオブジェは、縁起物として購入する人が増えており、特に最近では豆が「豊かさの象徴」として人気を集めています。
金ジュエリーのトレンド:
1980年代に流行した「喜平ネックレス」が、再び注目を浴びています。特に海外の旅行者に人気で、鎖状に編み込まれた喜平ネックレスは、その独特なデザインと重厚感が評価されています。また、ゴールドのブレスレットやペンダントトップも人気で、特にレディー・ガガなどのセレブリティがゴールドジュエリーを愛用していることも、トレンドの一因となっています。
知られざる金の特性とその応用
加藤英一郎さんによると、金は資産価値だけでなく、その特性が他の金属と比べても非常に優れているといいます。金は柔らかく、加工性が非常に高いことが特徴です。なんと1gの金は、約2640メートルにまで引き伸ばすことができ、髪の毛の約16分の1の細さにすることも可能です。これにより、非常に細かい工芸品やジュエリーの製作が可能になります。
金の驚くべき特性:
- 高い加工性: 1gで2640メートルもの長さに引き伸ばせるため、非常に細かい装飾や工芸品を作ることが可能です。
- 優れた耐久性: 金は酸や錆に強く、他の金属よりも腐食しにくいため、長期間にわたって美しい輝きを保ち続けます。
- リサイクル性: 金は溶かしても元の状態に戻るため、リサイクルが容易です。東京オリンピックの金メダルも、使用済みの電子機器からリサイクルされた金を使って製作されました。
まとめ
今回の「マツコの知らない世界」では、金の資産価値、歴史、最新ジュエリーまで、金の魅力を徹底解説しました。金はその価格が安定しており、特に近年の国際情勢や経済不安の中で、資産としての信頼性が増しています。さらに、日本の職人技術を駆使した金製品やジュエリーは、世界的にも高く評価され、今後ますますその需要が高まるでしょう。
金の価格は今後も上昇が予想されており、資産の一部として金を保有することは、リスクヘッジとしても非常に有効です。ぜひこの機会に、金の世界に触れてみてはいかがでしょうか?
コメント