【ZIP！】サッカー男子日本代表・決勝トーナメントのキーマンを槙野智章が分析

決勝トーナメントのキーマンは誰？

2024年7月31日放送の『ZIP！』では、サッカー男子日本代表の決勝トーナメントのキーマンについて、元日本代表の槙野智章さんが詳しく解説しました。パリオリンピックを目指す日本代表の注目選手について、具体的なエピソードや特徴を交えて紹介します。

パリオリンピックに向けて最も注目されている選手の一人が、キーパーの小久保玲央ブライアン選手です。彼は今年ベルギーに移籍し、瞬く間に話題の選手となりました。特に彼の好セーブは「国防ブライアン」というニックネームを生むほどのインパクトを与えています。

小久保選手は、マリとの試合でその真価を発揮しました。試合序盤から次々とセーブを連発し、後半アディショナルタイムでは相手にPKを与えてしまうも、圧倒的なプレッシャーで相手にミスを誘い、日本の勝利に大きく貢献しました。

小久保選手のコメント: 「知ってます。うまいなと思います。うれしいニックネーム。国を守れたらいいと思う」

槙野さんも小久保選手の能力に太鼓判を押し、「勝利に導くセーブができるキーパー。チームに明るさをもたらす笑顔。コミュニケーションが絶対的な武器」とコメントしています。

続いて注目なのが、オランダ1部リーグで活躍中の三戸舜介選手です。身長164cmと小柄な彼ですが、その動きとポジショニングで大きな存在感を放っています。彼は今年オランダに移籍し、すぐにレギュラーとして定着しました。

パリオリンピックで日本の初得点を決めたのが、まさに三戸選手でした。パラグアイ戦の前半19分、見事なタイミングでのポジショニングから先制ゴールを奪いました。さらに後半にもヘディングで2得点目を決め、その実力を証明しました。

槙野さんのコメント: 「小さければどうやったらボールを受けられるか、空中戦で勝てるかを考えてポジションをとる。背中をとる動きが彼の特徴・武器」

三戸選手の小柄な体格を補う知恵と動きは、彼の最大の武器となっています。

チームをまとめるキャプテン、藤田譲瑠チマ選手も見逃せません。普段は小久保選手と同じベルギーのチームで活躍しており、その経験とリーダーシップがチームの大きな支えとなっています。

槙野さんのコメント: 「最も熱くチーム思い。精神的支柱。攻撃と守備のバランスがいいプレーができる。司令塔であり、キャプテンとして活躍。練習中にはムードメーカーとしての明るい一面も」

藤田選手は、攻撃と守備のバランスをうまく取るプレースタイルで、チームの司令塔としてその才能を発揮しています。また、練習中にはチームを盛り上げるムードメーカーとしての一面も見せ、チーム全体の雰囲気を良くする役割も担っています。

槙野さんは、決勝トーナメント第1戦の相手スペインについて「スペインがボールを持つ展開になる。どうプレッシャーをかけていくのかメリハリを持った戦い方をすることが重要」と語りました。

スペイン代表はボールポゼッションに優れたチームであり、日本代表がどのようにしてプレッシャーをかけ、メリハリのある戦いを展開するかが勝利の鍵となります。槙野さんはその戦術の重要性を強調しました。

サッカー男子日本代表の決勝トーナメントに向けた注目選手として、小久保玲央ブライアン、三戸舜介、藤田譲瑠チマの3選手が挙げられます。彼らのプレーと役割に期待し、パリオリンピックでの日本代表の活躍を応援しましょう。

彼らの個々の能力とチームとしての団結力が、今後の試合でどのように発揮されるかが非常に楽しみです。皆さんもぜひ、注目して応援してください。